新型コロナ感染者 全国的にゆるやかな増加 厚労省「お盆や連休の影響が考えられる。状況を注視」


新型コロナウイルスの新たな感染者は、
全国的にゆるやかな増加に転じました。厚生労働省によりますと、
今月20日までの1週間に
全国の定点医療機関から報告された
新型コロナの新たな感染者は、
1医療機関あたり17.84人で、
前の週のおよそ1.26倍でした。
前週まで2週連続で減少していましたが、
ゆるやかな増加に転じています。九州地方では減少傾向がみられる一方、
北海道や東北、北陸地方では
増加率が高くなっていて
感染状況に地域差がみられています。
厚労省は、
「お盆や連休で人の往来が増えたことが
感染者数に影響したと考えられる。
引き続き状況を注視する」としています。



  防疫の三要素

1 感染源の根絶

例:マラリヤ発生地域の水たまり根絶、

日本住血吸虫症の水路のコンクリート化

2 感染経路の根絶

例:コロナ下での県を跨ぐ移動制限

マスクの着用

川での水練からプールへの移行

3 感染者の抵抗増加

例:ワクチンの接種


以上が免疫学の基本であるが、
さて問題。
問 アルコール消毒はどれにあたるか?
こういう問題にも今年は特に対応が必要である。


  対コロナワクチンの立場

私は原則として6年生には接種をおすすめする

が、問題は時期で、

2月まで有効なのは11月中旬ごろの接種

となる。

が、アレルギーや何らかの不安がある方には

無理に打てとは言わないが、

1月に慌てても遅い。

私の予測が正しければ、

本年の11月末ごろに感染者は増大すると思う

なので早めに検討した方が良い。

受験生とその家族だけはね?

何度も言うが、私は私の言うことを聞け!など

考えていない。

いろんな考えがあるだろうが、

はじめから聞く耳持たないやつ、

つまりコメント禁止や削除してるやつには

読ませる必要もないと思ってるだけである。

うちは発達障害の研究をすすめているが、

助かりたい方しか救う気は無いので、

ブロックしたやつはこちらもブロックしてる。

前向きにリスクとリターンを考えて決めてほしい。


ちなみに私は基礎疾患だから、

フル接種だが、

頭がおかしい以外の長期の副反応はない。


  コロナウイルスとは何か

電子顕微鏡でないと見られないが、

その姿が太陽のコロナに似てるから

コロナウイルスと呼ぶ。



細部紹介

この飛び出た突起= spike であるので、

スパイクタンパク質で血管が削られる

というのはバカ。


こんなスケールなので、

血管の壁を傷つける大きさもなければ、

トゲでもない。突起が正しい。

白血球にもあるよ


ではこのスパイクはなんのためにあるか。



コロナウイルスは、冠のように見える突起のような突起物からその名前を得ています。

これらのウイルスは、

スパイクタンパクを使用して

宿主細胞上のタンパク質に結合し、侵入します。

 SARS-CoV-2の場合、

スパイクタンパクはヒト細胞上の

アンジオテンシン変換酵素2(ACE2受容体)に

高い親和性で結合します。2




簡単にいうと細胞に侵入するために、
細胞膜を溶かすためにある。

  従来型ワクチンとmRNAワクチンの違い

従来型ワクチンには歴史上以下のものがある。
牛痘ワクチン…天然痘によく似た、
牛にのみ感染する菌によって
牛にできた疱瘡(ほうそう)の膿を接種して
牛の白血球で弱まった菌を人体に認識させる

ちなみに夏目漱石はこのワクチン接種に失敗して、

天然痘にかかってアバタ顔であった。

主人は痘痕面(あばたづら)である。

御一新前はあばたも大分流行ったものだそうだが

日英同盟の今日から見ると、

こんな顔は聊か時候後れの感がある。

(夏目漱石『吾輩は猫である』第九章)


彼は其処で疱瘡をした。

大きくなって聞くと、種痘が元で

本疱瘡を誘い出したのだとかいう話であった。

彼は暗い櫺子のうちで転げ廻った。

惣身の肉を所嫌はず掻き挘って泣き叫んだ。

(夏目漱石『道草』)


なので肖像画は修正済みである。

これらを生ワクチンという。

ちなみにアバターの名前はエクボ。

水疱瘡でもできるのよ。チュミミーン


インフルエンザワクチン…

こちらはニワトリの有精卵に感染させる。

だから卵アレルギーには打てないし、

現在インフルエンザワクチンは義務では無い。


一方、mRNAワクチンは以下の手段をとる。


 ワクチンのmRNAが細胞内に取り込まれると、

細胞はウイルスの表面にあるスパイクを合成する。

すると複雑な免疫の仕組みを経て、

免疫細胞はスパイクに対する抗体を生産し始める。

ウイルスが身体の粘液や組織内に入ると、

抗体がウイルスのスパイクに結合することで、

ウイルスの感染を抑える。


こうなって、感染はできないが、
偽のスパイクを作ることで
白血球は対スパイクの抗体を産生する。
だからワクチン打ってもウイルスは増加せず、
スパイクタンパク質に対抗する抗体のみ
作るから、これまでよりリスクは少ない。
が、もちろん私はゼロとは言わない。
人によっては免疫応答が過敏だと
アナフィラキシーは起こる。
これは自己免疫疾患なので、
コロナのせいでもワクチンのせいでもないが、
きっかけにはなる。
だから慎重に判断してほしい。

  まとめ

正直、コロナワクチンを打つべきかどうか

という点にはどーでもいーと思っている。

だが、受験生が7から14日寝込むことになると

みなさんの合格が心配なので、

精神安定としてなら早めに調べるべきだ

これが言いたいことである。

先日、小児用にも初回接種が認可されたので

過去に打ってなくても打てる。



が、何度でも言うがゼロリスクなどない。

てか、リスクが怖いなら受験しない方がいい。

難関中学受験ほどリスク高いものはないので。

普通は全員合格とか無理だよ。

それを可能にするのは一つしかない。

合格可能性を200%にすればい。


そういうわけなので、我が子には慎重に。

しかし仕組みは理解しておくこと。

今年あたり、流石に免疫がらみが出てもおかしくない。

ヘルパンギーナ、RSウイルス

プール熱、

手足口病もある。


いずれにせよ、

将来医学者を出したい学校なら

入試問題で扱ってくる。

コロナワクチン打てって話ではなく、

よく知ってから考えること。

私は今年あたり出してくると思うけどね。

なぜなら

2024年受験生は全員、コロナ世代だから。


©️お受験のお医者さん