すこの記事は家族で共有してください。

父は母に。母は父に。

子は父に


数列とは

あるきまりにしたがって並べた数字である。

1,3,5,7,9,… なら奇数列

2,4,6,8,… なら偶数列

じゃ1,2,3,5,7…なら? 素数列

またこんなのもある

1,3,6,10…これわかります?

三角数といいます

0, 1, 4, 9, 16, 25, 36, 49, 64, 81,…は?
四角数という。

ちょっと変わり種。

1,1,2,3,5,8,… フィボナッチ数列。

この花の数とかね


これは前の二つをたしたものが3番目にくる。


いずれにしても、

なんらかの決まりがあって並べているのが数列。

ランダムじゃなくて、カオス。


  等差数列

前の数字と次の数字の差が一定=一次関数になる

奇数列、偶数列もそう。

○番目の数=初項+公差×(○-1)

つまり初項をY切片とした一次直線になる。

また総和は

○番までの和

=(初項+○番目の数)

×個数(○番目)÷2

こういうことでいい。

すると長方形にできるわけ。

基本的にこの考えかたなので、

一回自分で導出するといい

※7歳のガウスは自分で出せてますからね


  等比数列

あまり多くはないが、たまに出る。

これをまとめるとこうなる

記号は小学生に適さないので、



知りたい等比数列の数

=最初の数×かけていく数のn-1乗となる

一個減るのは植木算と同じ。

和の計算は

こんなふうにずらして引き算すると


256と1が残る。


これの全体を r 倍して,1つ右にずらして引きます.そうすると以下のように,間がすべて消えます.

等比数列の和
というわけでこうなるのだが、
暗記させてもあまり意味がない。
出すなら誘導させてからにする。
なので労力の使い方を間違えない方がいい。
導出をきちんとやるべき。

  階差数列

どうしてもよくわからない人が多いが、

単純に二つの数字の差が数列になっている。

ある数列の差をとったらそれも決まりのある

数字の羅列になった。

だから「階差=全部の差」

これが数列になってるから階差数列。

なので下の数列のどれかから一つ前を引く形になってる。
あんまり出ない。

  フィボナッチ数列

名称は出ないが数字はでる。

1,1,2,3,5…


のように1+1=2,1+2=3,2+3=5となる。

なんでこんな変なものが大事かというと、

ウサギや枝の増え方を表してる。

つまり、変な数列を作ろうとしたのではなく、

自然の法則を数字化したらたまたまこうなった

というものなのでこれだけ異質。



  ​三角数



このように三角形に積み上げたものの数。
1,3,6…で気づいてほしい。
知っておくべきもの。


  四角数

てか平方数って言った方が
いいんじゃないか。




  カタラン数

112514421324291430, 4862, 16796, …

なんじゃこりゃ?ってなるが

これもでる。規則わかる?

中学受験の算数といいつつ、階乗とか

文字式使うのに違和感あるんだけど。

一応、こんなもののが発祥

名前の起源は、数学者カタランの「括弧()の数を増やした時の組み合わせの数」の研究で有名になった数。

 括弧1個のとき

 組み合わせは1通り

 ()

 括弧2個のとき

 組み合わせは2通り

 ()(),(())

 括弧3個のとき

 組み合わせは5通り

 ()()(),(())(),(()()),()(()),((()))

 …

 括弧n個のとき

 組み合わせは(2n)!/(((n+1)!)(n!))通り

 ()…(),(())()…,((…))

 この(2n)!/(((n+1)!)(n!))の計算式に

自然数nを代入して求められる数がカタラン数。


こんなふうな最短経路問題であつかったり、

図形の対角線問題で使ったりする。


この記事は基本的に4年から6年までのお子さんに

勉強の基礎を広く浅く教えるのが目的なので、
一応、よく出るものを紹介してるが、
カタラン数あたりになると難関以上。

【初級】4年や5年前半、偏差値45までの基本校

【中級】5年後半、偏差値55までの中堅校

【上級】偏差値65までの難関校

カタラン数

最終的にこの辺まで出てくる。

https://oya-skill.com/semi_pdf_sample/604ad3488ea09-s-2333_sample.pdf

というビジョンを持ちつつ、

どんな決まりがあるか見つけてみよー!

明るく楽しくがんばれるかどうかが大切。

数列は遊ばないとダメ。

オレ数列作ってみたりとかね。


©️お受験のお医者さん