ご相談内容

初めてご相談差し上げます。
小4の娘を持つ父親です。
この度はお伺いしたくメールいたしました。
「時間が足りない問題」についてです。
 ①デイリーチェック9割を目標として
毎回の授業の復習を行なっています。
②復習テスト、マンスリー7割〜8割程度
各単元の復習を行なっています。
③各種テストで判明した弱点の穴埋め
この3点を基本として学習を進めてまいりました。
今のところ、①を最優先の目標としています。
しかし、私から見ても時間がかかりすぎているようです。
上記の目標の立て方は合っているでしょうか。
このまま待っていても慣れてスムーズにいくものでしょうか。
今後、偏差値58の壁を破るには、
復習の精度を高める必要があると思うのですが、
漠然としていてどう対策すべきか見えてきません。

サピックスのテキスト以外でテーマに沿った
題を集めたものはありますか?
悔やまれますが仕事をしている都合上、
類題を作成する余裕は当方にはありません。
定着までに時間が足りないという

問題に直面しています。

春休み中なので現在は時間に融通がききます。

そのため今は1

34時間かけることが可能です

それでも効率が良くないように思えます。

春休み前では平日は2.5時間の勉強時間を確保するのがやっとでした。

2.5時間では勉強時間が足りないと感じるのは、

一般的でしょうか?

今後、学年が上がるに復習内容が増えることが

予期されるので漠然と不安があります。


以上、取り止めがありませんが、
家庭学習時間配分について御指南いただけますと幸いです。
何卒宜しくご鞭撻ください。

  マスターアドバイス

はじめまして。ご相談感謝します。

入塾2月スタートとしてはかなり良好で、

最初の壁「48」には到達できました。

> ①デイリーチェック9割目標
αでも毎回だと90取れるくらいなので、
閾値をまず80点にしましょう。

つまり、「大問1つを捨てる覚悟」で準備します。

現在の状態ならマンスリー8割得点目指せばOKです。

「二月の勝者」式とも言えます。

精神、時間に余裕できるだけで計算ミスが大きく減ります。
それとテストのうち1/10にあたる時間は解きません。
見直し、検算です。ということを主目標にすると
勉強時間は今の8がけになります。
それと「1問何分で問いてますか?」ですね。
目標は4年ならα下で3分以内です。
これをゲーム感覚で楽しみましょう。

親が面倒見られないときに効果的なので

今から仕込んでください。

 1:キッチンタイマーを5分でセット。
解けたら「残り時間」を記録させます。
カウントダウンタイマーで

デジタルなのがポイントです。
アナログ時計の場合は計算がいやで

やらなくなくなることがあります。

2:1で慣れてきたら砂時計に変えます。
何の意味があるかおわかりになりますか?
デジタルではチラチラ見れば

残り何分とか何秒とかわかりますが、
砂時計ではそれがわからない。
つまり、「テスト中に近い」んですよ。

テスト中に時計を持たせるのもありですが、

4年生ではアナログだと間違えることもあります。

※最終的にはアナログ時計必須です。

これは残り時間が盤面みるだけで

扇形の面積でりかいできるからです。

S社ではテスト監督には10分刻みで

残り時間をかかせて、

5分切ったら1分ごとになります。

それに近いのが砂時計です。

今回は6年の長文のことも考えて複数時間が

ワンセットであること、
子どもからすると、

「色が変わるほど早く解けるようになった!」

という達成感を得られるチョイスです。

小問【大問1 問1などの一行計算】を

5分から始めてみましょうか。

 「5分でゲームオーバー」と言ってください。
子どもの面白いところは

「ゲームオーバー」というと
どんなルール、クソゲーでも文句言わないんです笑


このキッチンタイマーの場合、

残り時間が多いほど「点数が高い」わけです。

時間内にとけたら色によって点数変えて
シールをあげてください。

残り時間が
紫10秒 藍20秒 青30秒 緑40秒  黄50秒
橙1分 赤3分でどうでしょ
ゲーム化しちゃうのです。
「やればやるほどシールが溜まる」
この報酬システムはS社でも有用です。

でも今回はモノと交換はなしの方向で。

で、カレンダーに点数合計を数字で書くと良いです。

おすすめは赤サインペンで。


6年まで使うことを考えるとあまり流行に流されないほうがいいかな、と。

もし類題集が欲しければ、

パワーアップと言う教材が校舎で買えます。

ベーシックという教材もありますが、4年向けではあひません。

ご要望に忠実なのはパワーアップです。
3年の時は通ってないなら以下から進めてください。
https://www.sapientica.com/sapix/books/items/arithmetic/powerup_training_3/ 
校舎でお求めになれます。