なるほど。面白い。

ドンタクはオランダ語zondagからきた語で

日曜日、転じて休日の意。

博多の町(福岡市博多区)に行われた

小(こ)正月の松囃子(まつばやし)がもとであるが、

期日はしばしば改変し、

1949年(昭和24)から憲法記念日以後2日間になった。


だが、私は異説を知っている。

明治時代から太平洋戦争中にかけ、

正午午砲空砲)を撃つ地域があり、

半日経った時間に「ドン」と

撃つことから「半ドン」と呼ばれるようになった[6]ドンタクという表現が

使われなくなったことから生まれた異説で、

大正から昭和初期の随筆集にそのことが伝えられている[4][5]


午砲
ごほう

正午を知らせる号砲

兵部省で計画され、

1871年(明治492日から、

皇居内に正午所を設けて近衛(このえ)砲兵が空砲を放った。

その音声により「ドン」と俗称されて一般に親しまれ、

東京以外の仙台、名古屋、大阪、熊本その他の師団司令部でも行われたが、

軍備縮小により1922年(大正11915日限りで廃止された。

午砲にかわるものとして、1929年(昭和4)からサイレンが登場した。

[佐藤農人]


さあ、真実は?

定説(テーゼ)と異説(アンチテーゼ

の向こう側に

総定立(ジンテーゼ)、真実がある

まずは考えることだ。


©️お受験のお医者さん