認知特性とは

お子さんがどの感覚器官を
「主に使って」世界を認知しているか、
という、
人間が成長する過程で
情報入力時に得意する感覚器のこと。
あなたの仕事にも役に立つ!
同僚や後輩、上司との説明や、
プレゼンに使える!

相対的なものなので
他の器官が「劣っている」のではなく、
その器官から入力したほうが
忘れにくく覚えやすい、というもの。
ちなみに
成長したら後天的に他のも覚えられる。
大丈夫だ。
私は言語優位だが、今は図形がわかる。

実は本当は全部で4種類ある。
一つはあまり関係ないから記事にはしてない。
ゆえに本稿で扱う。

入試や月例、マンスリー、組分けなど
時間に制約があり、
短期間に成長させなければならない場合、
そこに合わせた学習が効果的!ということ。
鑑別法は各記事頭。
客観的にお子さんのどれが多かったか
思い出してみよう。
ここからが大事。
保護者の方とお子様の認知特性が違うと、
「なんでこんな
簡単なことがわからないんだ!」
となる。
このワードが出そうになったら、
あるいは出たら思い出してほしい。
わからせ方が違うからあなたがわかっても
お子さんにはわからない。
プロであれば
これをガチャガチャ切り替えてる。
なので動画だけ見ても成績上がると限らない
小学生は特に原則、対面授業をおすすめする。


診断ツールがあるので

両親子どもで取り組んでみよう。

つかいかた




  視覚優位


・図形に強い
・地図を暗記できる
・黒板の画面を見たらわかる
・マンガが好きで内容を覚えている
・図の間違い探しが得意
・グラフからの読み取りが得意。
・国語に弱い
・理科や社会にも弱い
・いわゆる「話を聞かない男」
・音痴になりやすい
・「聞く耳持たない」

  聴覚優位


※絶対音感とはちがう
・こっちが忘れてる会話を覚えてる
・電話がすき
・読み聞かせだと話を覚えてる
・雑踏の中でも人の話に集中できる
・音楽聴きながら勉強すると忘れない
・図形が苦手
・いわゆる「地図が読めない女」
展開図から立体が見えない
・長文読解できない
・アニメは好きだが読書は嫌い
・「見たくないものは見ない」

  言語優位

・長い話でも平気
・読書は得意
・結論から先に、理由を後に言う
・3分スピーチとかプレゼンに強い
・会話を大人みたいに話す
・分析癖がある
・人の話を聞いてすぐ矛盾に気がつく
・他人を疑いやすい
・図形はくどくど説明されないと理解できない
・「なんで?」が口癖
・細かく説明されないと走り方がわからない
・クソ理屈っぽく話が長い
・他人が
自分の話を理解できているかわからない
・「浮きこぼれ」しやすい
・何かに集中すると「言っても聞かない」



  身体優位

これだけ記事を作ってない。

【特性】
・ダンスをしながらだと覚える
・極端な話、踊りながらじゃないと覚えない
・書いて覚えるのが得意
・複雑な動作を覚えられる
・だいたい体育、音楽、美術に強い
・身体の違和感に過敏。服の素材とか
・「なんか調子でない」とき本当にできない
・「変な匂いしない?」と早く気づく
「やってみせ 言って聞かせて 
させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ」
マジでこれ。

簡単に言うと、

手で触ったり味の違いや、

わずかな違和感にとても敏感

プロアスリートや調理師にも向いてる。

例えば「ルーティーン」は

これを利用している。

その動作をすることで

常に最高の状態持っていける。


あるお子さんは

本を読むときに

バランスボールで跳ねながら読んでいた。


で、御三家受かった。

これ身体優位。ナガラ勉強に向いてる。

勉強中に特定の行動を伴うことがある。
・頭を掻きむしる
・鉛筆を噛む
・爪をいじる
・ペン回しをする
・貧乏ゆすりが多い
これらはストレス回避のために
脳神経の負荷電流を他に分散しているもの
身体優位だと止めると問題が解けなくなる。

詳しくは
認知特性に合わせた学習のさせかた



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