東大合格者数ランキング
※筑駒まだ出てません
①開成 149・現役117(昨年148①・現役118)
現役合格率:29.1%
理Ⅲ12(昨年3)
前回の慶應系の記事に
意外にイイネが少ないので迷いはあるのですが、
とりあえずこれは書いておきます。
【開成中学校・高等学校】
今更ながらに開成の説明が必要なのかという気もします。
でも語りたい。
押しも押される東大合格者最大校で、
設立は明治四年の大古参。
当時の名前は共立(きょうりゅう)学校と言い、
第一高校への最大の予備門でした。
在校生には夏目金之助(のちの夏目漱石)
正岡常規(のちの正岡子規)、
秋山真之(日露戦争時日本海軍参謀長)
南方熊楠など有名出身者だらけです。
ぶっちゃけ、私が一番得意な学校
ここの問題は私にとっては解きやすいのです。
問題傾向ははっきり沿革に出ています、
>学問するためには、
記憶力と思考力とは両方とも欠くことのできない要素であり、
記憶力というものは思考力を養うための土台です。
例えば、事物の是非得失をよく考えないで、
ひたすら前例に従うばかりで、その結果がどうであるかについて本人が関わりないなどというのは、
結局のところ、記憶力と同時に思考力を育成しなかったことの結果というべきです。
そもそも思考力を用いるときは、おのおのの事物について、
一つ一つ推論・探求することができ、
事物の道理を解明することが可能になるのです。
これまでだれも発見していなかった理論を発見することさえ可能です。
このようなことから考えると、学問は思考力を用いるのが最も貴い、ということになります。
当然、考えに考えさせる能力と
知識の習得に妥協を許しません。
受験界の最高水準スタンダードでしょう。
最寄駅は西日暮里になります。
中学男子定員 300名
試験時間は、
国語50分、算数60分、理科40分、社会40分 ま配点は
国語85点、算数85点、理科70点、社会70点
圧倒的に算国のしっかりした力が要求されます。
高校男子定員 100名
試験時間は、
国語50分、数学60分、英語50分、
理科40分、社会40分
配点は、
国語100点、数学100点、英語100点、
理科50点、社会50点
と中高で配点が変わります。
さて校風と言えばいまだに運動会に
棒倒しがあり、軟弱な受験ボーイの面影はありません。
数学の授業は休み時間のうちに生徒が解いてきた問題を板書し、説明させるという大学に近い形式を採用しています。
また、国語力は徹底とした文法力で無駄のない文、明白な主張と論拠を指導します。
山椒魚、杜子春といった近代文学から
徒然草、枕草子を一時間に一行しか扱わないほどのスローペースで熟読します。
理科では中学の段階から四分野専門の先生が指導し、実験を通して研究レベルを学びます。
社会でも同様です。
実に硬派な学校と言えるでしょう。
一方こんな傾向もあります。
社会では電車の話題が必ず出る。
たとえば2003年の入試問題は
「江戸幕府ができてから今年で何年ですか?」と書いてきたり、
「都営大江戸線で都庁に行くにはどちらのホームを使うとよいか」などが出ます。
多くの受験生からしたら?でしょう。
でも西日暮里が最寄だった私には理由は簡単です。
だって駅にポスター貼ってあったじゃん!
つまり西から実績稼ぎのためだけに来るお子さんや
成績や大学いくために仕方なく受ける子はノーサンキューです。
※社会ベテラン講師によると作成者に鉄道オタクがいるのは間違いないとか
でも鉄道オタクならうかるってわけでもないです。
また入学後、進路希望に「芸術大学」と書いた
生徒がいればその生徒のために学外から芸術講師を呼び、
お父様が破産してしまったらその生徒のために奨学金を作るという、強い絆と預かった生徒は見放さない学校です。
ところでポポーのサンドイッチはうまい。
セブンイレブン前のコカコーラのベンチに座る生徒を殴ってはいけません。
世界の頭脳なのですから。
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