先日、「早稲田の記事書いてみたよー」と嫁に言うと

ずいっ(足から入るのがスタンダード


「嫁の圧力とはどう言うことだあ!」

と言われてしまい、

「あ、あの。記事にお笑いなかったので軽い笑いを…

単位面積あたりにかかる力が圧力でしてガーン

と言ったらこうなりました。


さてそんなわけで慶應系付属です。


1.慶應普通部



名前に「普通」と書いてあるけど普通じゃありません。
ハイエンド。
御三家レベルに匹敵、あるいは超えてきます。
入試問題としては高難度を出してきます。
正直、いやこれ塾でやらないよねってレベルがきます。
私でも悩む問題があります。
ちなみに男子のみという、
慶應の古くからの伝統があります。
まさに慶應、これこそ慶應というストレートロード
ところで文化祭を労作展って言うんですよ。
なんでかというと、
農業こそ人の生きる礎なり。
という、前の一万円札の福沢諭吉先生のお考えかららしく、
現在は明治期と違ってそんな時代じゃないので、
「学内研究発表会」となっております。
レベル高い…。
そんなこんなで生物分野はよく出ます。
もちろん他もできないといけないけれど。
よく読んで考えて答えないと合格には至りません。
良い子のみんな、農業しようぜ!という気はありませんが、
生物分野に手抜きはするなは必須です。

2.慶應中等部
ここは恐ろしい。
男女共学ですが、男女の差が大きすぎる。
御三家超える慶應女子は受験生も
私たちは最強!という自信に満ち溢れています。
当然目指すは最低でも慶應医学部という方が多いので、女子はハードルどころか棒高跳びレベルになります。
男子は普通部があるので比較的偏差値は穏やかですが、全然簡単じゃない。
男女で問題同じなんだもの(ウルウル
理科に関して言えば、
トンボの止まった向きで方角を知ろう
という、見たことも聞いたこともないのが出ます。
うーんこうなると普段から科学的リテラシーないとダメだよね。
生活の科学がきちんと備わって、
「なぜ?」「どうして?」「こうなる理由は?」
を普段から考えてないと答えられません。
また回答は結果だけなので、いかに正確な答えを出すかだけが求められます。
記述性はありません。
当然、高等部は最難関です。
ちなみに男子は日吉、志木、NYに振り分けられます。
問題自体の難易度が高いので舐めてかかると痛い目見ます。

3.慶應SFC(湘南藤沢キャンパス)中学高校
こちらも共学ですので、三田会に属されてるお父様お母様なら視野に入れて受けるかもしれません。
が、
学内で努力しないと夢は叶いません。
ICTや学際領域
(縦割りではなく学部横断的な分野に強い
のが慶應大学SFCの魅力なのですが、
総合政策・環境情報学部になりますので、
合格後こそ努力が問われます。
目指すなら是非、
満遍なく学力をつけてほしいです。

4.慶應志木高等学校

ここだけ中等部ありません。

ですから高校入試で勝負をかけることになるでしょう。

ここを目指す高校受験生もいると思いますが、

英数国のレベルがとても高いので、

過去問含めて基礎から発展は身につけたいものです。


【総論】
慶應系に通う場合、ご家族やご親戚が慶應出身だと有利だと聞いたことはありませんか?
慶應大学は
日本を発展させる礎として
慶應イズムを理解してる方に来てほしい。
からです。
なので慶應系に通われた方がお近くにいない方は面接不利に感じて不条理に思うかもしれません。
ですが、
最初の合格者はみんな知り合いがいないのですから
道を切り開くつもりでがんばってください。
ちなみに教え子に同窓会設立者のお孫さんというすごいステータスの方がいましたけど、
その子も努力をしないと受かってません。
素敵な学校はみんなの憧れ。
みんなが受けると倍率跳ね上がる。
楽な道なんてありません。
目指すだけの価値がある。
みなさんの努力を信じてやみません。
あと、保護者様。
保護者同伴面接あるので忘れないでください。
面接のコツについては慶應愛を語る。
これに尽きると思います。
ペンは剣よりも強し、ですよ。
ちなみに二郎三田店で全マシ覚えると食べ過ぎですからご注意を。