酷い買取金額になった💦
FC ぎゃんぶらあ自己中心派2 100円→30円
FC じゃじゃ丸君の大冒険 100円(不動)→30円
FC ファミスタ88 100円→30円
FC ファミスタ92 580円→30円
SFC スーパーニチブツマージャン 100円→30円SFC シムシティ 100円→30円
SFC 天舞スピリッツ 100円→30円
SFC ファイナルファイト 900円→✕
SFC ポピュラス(箱説有り) 480円→✕
SFC ダビスタ3(箱説有り)270円→✕
SFC 大爆笑 人生劇場 ドキドキ青春編(箱説有) 380円→230円
PS パズルボブル2 100円→80円
PS アールタイプ Δ(デルタ)1500円→3100円



特に売却をあきらめたSFCの3本。買取金額は…、
SFC ファイナルファイト 900円(1円)←焼け跡
SFC ポピュラス(箱説有り) 480円(50円)
SFC ダビスタ3(箱説有り)270円(30円)
特に『ファイナルファイト』は俺でも知っている名作ソフト。ソフト背後の“日焼け”がキツいが、1円とは💦
これで止めた💧
だが、俺は4020円(11本)で納得し、これらを売ってきた。
【“せどり”】
俺の“トレジャー活動(?)は”1270円の赤字に終わった。
これで目が覚めた。
やはり、そこまで甘くない。そんな数万円する高額ソフトが簡単にあるはずがない。
軒並み低額は当たり前。
まだ残購入した中古ソフトが19本ほどあるが、ここで止めて置こう。高額ソフトがあるのかもしれないが、売るのは止めたし、もうレトロゲーム収集も止めることにした。
思い出した事があるからだ。
実は俺は元々は中古品(ゲーム、CD、DVD、コミックなど)を扱う販売店で店長をしていた。
ま、ブック○フの“類似店”である。
大学卒業直後に就職した“ブラック企業”であった。毎日10時間勤務。残業代無し、休みは月に2日…。
俺は愛知~三重の店舗を点々と異動したが、ある店で“変なお客”がいた。
20代くらいメガネをかけた“オタクそう”な男性。100円のマンガ本(コミック)を購入するのだが、度々クレームを入れてきた。
「ちょっとボロいからやすくならないか?」
「背表紙がよれているから値引きして」
「会計、間違ってないか?」
…などと言って、さらに安く購入しようとするのだ。
さらに彼はたまにマンガ本を売りにきた。
その売り方も変わっていて、巻数のバラバラなマンガを持ち込んできた。
そして買取金額に文句を付けるのだ。
バイトからは嫌われていた。
良い歳(多分、俺と同じくらい)の男性が平日の昼間からマンガ本を買ったり、売ったり…。
不思議に思っていた。
俺もバイトらと似たような気持ちだが、お客さんはお客さんだ。失礼の無いように対応した。
だが、奇妙だった。内心(…なんで、そんなに値引きしようとするの?)、(ヤケにケチな奴だな…)と疑問に思っていた。
そのうちにベテランのパートさんが教えてくれた。
「“アイツ(若者)”、あーやって安く買って、他所で売ってのよ💢」
いわゆる『せどり』という奴だ。
マンガなどの嗜好品は中古金額にかなり差がある。
それを狙って、もしくは高額タイトルが“格安”で売られているのを見越して、ウチの店と別の中古店を行き来して、その“差額”を得ているのだ。それを“せどり”と呼ぶらしい。
だが、俺は思った。
マンガ本の差額など、一つ多くて100円ほどで、それも何冊あるはずかない。
昼間から、あんな事(せどり)をするなら、働いた方がマシではないのか?
何なら、“ウチ”で働けば良いのに…。
その“せどり”という行動を馬鹿にしていた。
…そして約20年後、ほぼ同じ行動をしている(笑)
その販売業を辞め、地元浜松に戻り、色んな仕事をして、今も日雇いや非正規で働く俺には、あの時の“せどり”していた若者の気持ちが少し分かる(つもりだ)。
先ほど『マンガ本の差額など、一つ多くて100円ほど~』と書いたが、その100円くらいの金額でも『稼いでいる』という感覚が欲しいのだ。
人は生きているだけで、金がかかる。
だがら“無生産”という事に非常な後ろめたさがある。
わずかでも良いのだ。少しでも“金を得ている”という実感が欲しい。
俺も病気(脳腫瘍)などをして、治療などをしていた。その間、金は出ていくばかりだ。
稼ぎたいが、上手く出来ない。
『…ならば、どうやって?』と考えたら、『とにかく一円でも稼ぐ』と思うのでは?
あの若者も同じようなものだったのでは?
100円の中古マンガを少しでも安く購入し、少しでも高く売る…。
そうするしかなかったのではないか?
【激ヤバおじさんと、中古ソフトの“変動相場”】
そんな“せどり青年”を思い出すと、中古ゲーム1本を掴み、調べて、「高いか、安いか?」と調べるのが馬鹿らしくなってきた。








『