レトロ沼②(過去)# 思い出ゲーム | 鈴木篠千のゲームと釣りと少年時代の話。

鈴木篠千のゲームと釣りと少年時代の話。

レトロゲーム攻略、釣りと少年時代の思い出の話です。

毎日では無いですが、PM10~11:00に1~3本の記事をアップする予定。

ルール
①高額ソフトはやらない
②攻略本などは見ない。
③地元(浜松)で釣る。
④少年時代(無所属)の話。
(詳細はプロフィールで)

酷い買取金額になった💦


FC 新人類 480円 →100円

FC ぎゃんぶらあ自己中心派2 100円→30円

FC じゃじゃ丸君の大冒険 100円(不動)→30円

FC ファミスタ88 100円→30円

FC ファミスタ92 580円→30円

SFC スーパーニチブツマージャン 100円→30円

SFC シムシティ 100円→30円

SFC 天舞スピリッツ 100円→30円

SFC ファイナルファイト 900円→✕

SFC ポピュラス(箱説有り) 480円→✕

SFC ダビスタ3(箱説有り)270円→✕

SFC 大爆笑 人生劇場 ドキドキ青春編(箱説有) 380円→230円

PS パズルボブル2 100円→80円

PS アールタイプ Δ(デルタ)1500円→3100円


…売却金額、計4020円。(購入金額5290円)

1270円の赤字💧チーンチーンチーン


特に売却をあきらめたSFCの3本。買取金額は…、


SFC ファイナルファイト 900円(1円)←焼け跡

SFC ポピュラス(箱説有り) 480円(50円)

SFC ダビスタ3(箱説有り)270円(30円)


特に『ファイナルファイト』は俺でも知っている名作ソフト。ソフト背後の“日焼け”がキツいが、1円とは💦

これで止めた💧


だが、俺は4020円(11本)で納得し、これらを売ってきた。



【“せどり”】


俺の“トレジャー活動(?)は”1270円の赤字に終わった。


 これで目が覚めた。

やはり、そこまで甘くない。そんな数万円する高額ソフトが簡単にあるはずがない。

軒並み低額は当たり前。


まだ残購入した中古ソフトが19本ほどあるが、ここで止めて置こう。高額ソフトがあるのかもしれないが、売るのは止めたし、もうレトロゲーム収集も止めることにした。


思い出した事があるからだ。


実は俺は元々は中古品(ゲーム、CD、DVD、コミックなど)を扱う販売店で店長をしていた。

ま、ブック○フの“類似店”である。

大学卒業直後に就職した“ブラック企業”であった。毎日10時間勤務。残業代無し、休みは月に2日…。


俺は愛知~三重の店舗を点々と異動したが、ある店で“変なお客”がいた。 

20代くらいメガネをかけた“オタクそう”な男性。100円のマンガ本(コミック)を購入するのだが、度々クレームを入れてきた。

「ちょっとボロいからやすくならないか?」

「背表紙がよれているから値引きして」

「会計、間違ってないか?」

…などと言って、さらに安く購入しようとするのだ。


さらに彼はたまにマンガ本を売りにきた。

その売り方も変わっていて、巻数のバラバラなマンガを持ち込んできた。

そして買取金額に文句を付けるのだ。

バイトからは嫌われていた。


良い歳(多分、俺と同じくらい)の男性が平日の昼間からマンガ本を買ったり、売ったり…。

不思議に思っていた。


俺もバイトらと似たような気持ちだが、お客さんはお客さんだ。失礼の無いように対応した。

だが、奇妙だった。内心(…なんで、そんなに値引きしようとするの?)、(ヤケにケチな奴だな…)と疑問に思っていた。


そのうちにベテランのパートさんが教えてくれた。

「“アイツ(若者)”、あーやって安く買って、他所で売ってのよ💢」

いわゆる『せどり』という奴だ。

マンガなどの嗜好品は中古金額にかなり差がある。

それを狙って、もしくは高額タイトルが“格安”で売られているのを見越して、ウチの店と別の中古店を行き来して、その“差額”を得ているのだ。それを“せどり”と呼ぶらしい。


だが、俺は思った。

マンガ本の差額など、一つ多くて100円ほどで、それも何冊あるはずかない。

昼間から、あんな事(せどり)をするなら、働いた方がマシではないのか?

何なら、“ウチ”で働けば良いのに…。


その“せどり”という行動を馬鹿にしていた。

…そして約20年後、ほぼ同じ行動をしている(笑)


その販売業を辞め、地元浜松に戻り、色んな仕事をして、今も日雇いや非正規で働く俺には、あの時の“せどり”していた若者気持ち少し分かる(つもりだ)。


先ほど『マンガ本の差額など、一つ多くて100円ほど~と書いたが、その100円くらいの金額でも『稼いでいる』という感覚が欲しいのだ。

人は生きているだけで、金がかかる。

だがら“無生産”という事に非常な後ろめたさがある。

わずかでも良いのだ。少しでも“金を得ている”という実感が欲しい。

俺も病気(脳腫瘍)などをして、治療などをしていた。その間、金は出ていくばかりだ。

稼ぎたいが、上手く出来ない。

『…ならば、どうやって?』と考えたら、『とにかく一円でも稼ぐ』と思うのでは?


あの若者も同じようなものだったのでは?

100円の中古マンガを少しでも安く購入し、少しでも高く売る…。

そうするしかなかったのではないか?



【激ヤバおじさんと、中古ソフトの“変動相場”】


そんな“せどり青年”を思い出すと、中古ゲーム1本を掴み、調べて、「高いか、安いか?」と調べるのが馬鹿らしくなってきた。




中古屋のゲームコーナーで、スマホを片手に「これは高いな」とか「これはそんなに高くなさそうだな」と調べている40代のおじさん…。

“激ヤバ”だろ?
あまり周囲の眼を気にしないタイプの俺だが、ここ数週間はかなり恥ずかった💦
浜松○定団やブッ○オフの一角でスマホを見ながら、悩む俺…。
“キモかった”と思うなぁ。店員から馬鹿にされていたのかも?

さらにだ。
中古ゲームソフトの買取金額は店により、かなり差がある。
500円くらいで売られているソフトが、別の店では1200円程、という事はよくある。

中古サイトや動画でもそうだ。
「買取金額2000円程」などと言われていても、その通りに買取してくれるかは、微妙だ。

『300円で買ったが、売ったら100円。トータル200円の赤字』というような事はよくある。
そして、店や在庫状況によりかなり変わる。
“相場”が全くわからないのだ。

そして、10000円以上の高額買取タイトルなどは、ほぼ店には無い。簡単にあるはずがない。だから“レア”なのだ。

俺の印象では『買値500円→売値1500円』くらいならば、中古ショップを4、5軒回れば、1、2本ありそうだ。
それを重ねていけば、儲かる?

しかし…。

それには、昼間から中古ゲームコーナーで、ゲームソフトを一つ一つ調べないといけない。
それは“キリ”がない。本当にキリがなかった😅
「これも高そう、あれもレアタイトル? これはみたことないなぁ」などと数時間、ゲームソフトを調査できる者しかやれないだろうかな?

このままだと、『高額買取GBソフト』や『高額買取GBアドバンスソフト』まで、手を広げそうだ。

まさに“沼”だ。
どんどん、高額レトロゲームを“追いかけ”てしまう…。

そして、常に“株価”のように変動するゲームソフトの中古価格を調べていないといけない。
これも、かなり骨の折れる作業だ💦
どれが高いタイトルなのか、さっぱりわからない。動画などで『レア』とされるゲームが、なぜ高いのか、それはわからない。(生産数が少ない為、とかなら分かるが…)

“トレジャー(宝探し)”と書いたが、本当にこういう事(中古レア品探し)が好きな人でないと、これは継続出来ない、と思う。

俺はギブアップだ。


【徒労感】

そして、さらにだ。
この、数日間。浜松市内を原付🛵で疾走した結果…。


よく履いていたスニーカー👟がぶっ壊れ💦、


原付🛵だったが、ガソリン代はそれなりに使った。(インジェクションだから安い方だが…)

それで得たのが、4020円…。
マイナス1270円の赤字。

…いや、何かそれ以上に“失った”気がするもやもやもやもやもやもや

今、激しい徒労感で一杯だ。
俺は何をやっていたんだ!?
馬鹿馬鹿しい💧

近所のファミレスで、ヤケ食いしている。

残ったのは、


大量の中古ゲームソフト(1000円以下ばかり)…。

どうすんだ、これ?
この中に高額タイトル、あるのかな?
それとも、また攻略するか?