四ツ池 #6 謎のおじさん | 鈴木篠千のゲームと釣りと少年時代の話。

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レトロゲーム攻略、釣りと少年時代の思い出の話です。

毎日では無いですが、PM10~11:00に1~3本の記事をアップする予定。

ルール
①高額ソフトはやらない
②攻略本などは見ない。
③地元(浜松)で釣る。
④少年時代(無所属)の話。
(詳細はプロフィールで)


少し間が開いたが…、



四ツ池に再来。
時間は午後5時前。

9月に入っても、ここ連日暑く、


このままでは水温が落ちない。
魚の“活性化”には『水温🌡️』が関係していると、昔から思っている俺は(*水温説)は、水中の温度の下がるこの時間帯が、魚(鮒🐟️)の食性が増す、と読んでいた。

今日は平日。
親父の介護は休み。
仕事(バイト)の緊急要請は断った。
酒🍶は我慢。

今日はここ(四ツ池)に集中する。
必ずや釣果(🐟️)を!


おっ!
平日だからが、いつも“ベテラン釣り師”が陣取るポイントが空いている。
チャンス🍀!

先着し、竿を伸ばしていると、後ろから…、
「…夜釣りか?」
といきなり声をかけてきた。
思わず首を降ると、

『…魚、“入れたら”ダメだよ…』と呟きながら、去っていく。
俺は(…?)と言葉が出なかった。

どういう意味だ? 
『魚を入れない』?
これから釣ろう🎣と竿を伸ばそうとしている奴に「魚、入れるな」とはおかしくないか?
『魚、“取った”らダメだよ…』の聞き間違いか?
つまり、『お前、釣りまくって、ここの魚を失くすなよ(笑)』という冗談か?

…なんだが、昔の知り合いに似ていたような気もしたが、こういう釣り場にはあーいう“ご意見番”みたいなおじさんがいるもんだ。俺の職場にもいるな(笑)
俺が来るまで、ここで釣っていて、新しくここに来た俺に一言言いたくなったのだろう。

(…あーいう年寄にはなりたくないなぁ)と思ってしまったキョロキョロキョロキョロキョロキョロ

気にせず、竿を投げ出した。放っておこう。夜釣りの予定はないし。


ウキはまた棒ウキ。(ちょっと高い💴)
餌はこの前と同じ芋澱粉玉。それを半分2/1にして、0.8号針に付け、ウキ下は20センチほど。


…まだ“動き”無し。活性化はまだか?

だが、数回キャストすると?


きた、きた…。“遊んでる”、“遊んでる”(餌を摘まんでいる状態…)

芋澱粉の匂いにつられて来たなニヤリニヤリニヤリ

前もそうだった。
…後はアワセだけ。“本食い”、来いや…。


だが、なかなか強い引きが来ない…。
腕にが飛んで来て非常にうるさい…。


それでも水面を見つめながら、さっきのおじさんの事を思い出した。

あのおじさん、以前の会社で世話になった上司に似ていた。
俺の小説で鳥居(仮名)という方に似ていた。

今年、その会社(求人誌)が倒産した。
俺は解雇(リーマンショック)になった身なので、嫌な印象しかないが、“鳥さん”👤には世話になった。
変なところも多かったが、優しい方だった…。

あの人は会社が無くなり、どうなったのか?
よく俺などの前で会社への愚痴を溢していた。
だが、そんな鳥さんはかなり真面目な営業だった。その会社が無くなり、どう思ったのか?、どうしたのか?

おかしな人で、優しい人だったが、大丈夫だろうか?
どこかで“壊れて”ないか?

…最近、いろいろ“考えて”しまうな…。

気が付くと、腕が蚊に刺され膨れ上がっていた😅