飛龍の拳S #総括2 猫沢の嘘 | 鈴木篠千のゲームと釣りと少年時代の話。

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レトロゲーム攻略、釣りと少年時代の思い出の話です。

毎日では無いですが、PM10~11:00に1~3本の記事をアップする予定。

ルール
①高額ソフトはやらない
②攻略本などは見ない。
③地元(浜松)で釣る。
④少年時代(無所属)の話。
(詳細はプロフィールで)



『vsトーナメント』を闘ってみる。


トーナメントに挑む。
…こんなものだったかな?


拳法家(龍飛?)で、プロレスラー(いんとう)と闘ってみる。

…何か、思い出して来たぞ?

プロレスラー(いんとう)が卍固め!
やはり、動きが滑らか。闘いやすい。


…戦闘システムは“早押しバトル”のまま。
KOゲージ⏩️を溜めると飛龍の拳!
HPが3つ■■■も減った!


プロレスラー(いんとう)を追い込み、ダウンも奪ったが、


やられた…。

…だが、待てよ?
俺の記憶の中で、『飛龍の拳』(の対戦モード)は通常の“コマンドバトル”だった記憶があるが、この『vsトーナメント』(対戦)しろ、『バトルモード』も基本、早押しバトル(◯★)だった…。

コマンドを入力した記憶があるのだが?

……。

分かった電球
そういう事だったのか?

約30年ぶりに“分かった”。


俺が中学生の頃、猫沢らと遊んだのはこの『ハイパーバージョン』だと思われる。
『コマンドを入力するタイプの対戦格闘ゲーム』は俺の記憶違い。
おそらく『SD飛龍の拳』と混同していると思われた。

…そして、猫沢(仮名)は俺たち嘘を付いていた。

俺は当時、ストーリーモードをやった記憶ない。



心眼システム(◯★)も知らなかった。
ただただ、『vsトーナメント』で対戦していた。

おそらくだが、猫沢は隠していたのだ。
このゲームが相手に出る◯や★を突いてダメージを与えるシステムと、遊んでいた俺たちには言わなかったのだ。

当時、対戦格闘ブームで、


よくみんなで『ストリートファイター』などで遊んだ。
軽くケンカみたくなりながら、ガヤガヤと遊んだ。

正直、俺も猫沢も下手で負けてばかりいた。
俺は負けても、みんなで騒ぐのが楽しく🎵、友達と騒いでいた。

そんな中、猫沢は内心では悔しかったのでは?
俺たちに勝ちたかったのではないか?
それも圧倒的に。

そこで、見つけたのが、


このゲームソフトではないのか?
このゲームは通常の格闘ゲームのように、コマンド入力で闘うのではなく、


◯を突き、◯をガードする早押しバトル。

猫沢はこの他には無い特殊な格闘ゲームで、俺たちに勝って、威張りたかったのではないか?
猫沢は勝ちたかったのだ。
勝って、オレたちに「どうだ!」と威張りたかったのでは?
…そういう自己顕示欲の強いヤツだったな、猫沢は。

思い出した。


だから、俺たちには「新しいゲームを勝ったぞ」などと、オレたちを自宅に呼び出し、ボロ勝ちしたかったのではないか?

猫沢は、秘かに一人で“心眼システム”修行をしていたのでは?


あり得る(笑)ニヤリニヤリニヤリ

俺は遊びながら、(…何か変だなこの格闘ゲーム)と思っていた。
その違和感を『~ハイパーバージョン』をプレイしていて思い出した。

…だが、猫沢はそんなに強くなかった記憶がある。
これも俺の勝手な予想だが、みんなで遊んでいる内に、どうでもよくなったのでは?


このブログで度々書いているが、子供の頃、ゲーム(ファミコン)は、『みんなで遊ぶもの』だった。
仲間で揉めたり、笑ったりしながら、ごちゃごちゃと遊ぶものだった。

猫沢もそうだったのでは?
俺たちとこのソフトで遊んでいる内に、“マウントを取る”などという気持ちは消え、楽しんでしまったのでは?


そして、俺はこのゲームソフトが“記憶に残った”
ゲームシステムは覚えてなく(知らなく)、『飛龍の拳』というタイトルだけが記憶に残り、その後に一人で遊んだGBの『SD飛龍の拳』と混同した。

そして、約30年後、


俺は、ファミコン版(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、SP)から順に攻略を始めた…。

そして、今、分かった。
猫沢は嘘をついていた。


今回攻略した『飛龍の拳S ゴールデンファイター』は『~ハイパーバージョン』に比べたら、動作がカクカクして遅く、遊ぶなら後者が良いだろう。

ま、それをアニメモード“オートバトル”(自動戦闘)でラスボス(フーズフー)と戦った俺に言う権利は無いが。

だが、もしもだ?
あの頃(猫沢と遊んでいた頃)、心眼システムがあることを知っていたら?

…猫沢より上手くなっていたかも知れないが、それは楽しかっただろうか?
みんなで「何だよ、これ!(笑)」とか「“飛龍の拳”って脚だろ?(笑)」とか 「動きがノロい(笑)」「クソゲーだろ(笑)」と楽しく騒げていただろうか?
俺の心に残っただろうか?

これも書いたが、このソフトで遊んだ後、俺と猫沢は疎遠になっていく。
猫沢は素行がおかしくなり、教師と揉めたりし出した。
高校に入ると、学校も違ったので全く関わらなくなった。
今も会っていない。

アイツはどこにいるのか?
気になるような、ならないような。

またいつか、このゲーム(~ハイパーバージョン)をじっくりやってみたい。
今回は、


宿敵フーズフーを倒し、



一応、エンディングまで見たからクリアなのだが、


それはアニメモードという“簡易版”を使ってのクリア。
少し納得いかないが、猫沢との記憶と嘘が分かったので良かった、としよう。
クリアとは言い難いが、クリアとする。

なんか、懐かしい気持ちになれた。
中学生の頃、皆で騒いだ事を思い出せた(笑)
完全に忘れていた猫沢の思い出を思い出せたし…

『…ハイパーバージョン』はまた改めてゆっくり遊びたい。面白そうだ(特にエキスパートモードで)

また、他のシリーズ(…あるのかな?)も挑みたい。



さあ、次は…、


あそこか…。