昼寝をしないと 夜も落ち/\眠れない -12ページ目

昼寝をしないと 夜も落ち/\眠れない

おじょぉ の詭弁に満ちた日々

類希なく今年も年始早々より年賀状をしたためている。

伝達方法も多岐にわたっているので上手い具合に自然消滅してくれないかな、
などと調子のいいことを考えていたら、2~3年我慢すれば自然にだれも出してよこさなくなるよとアドバイスをいただくも、ここは小市民なのでいただいたものを無礙にはできず、
結局は返信的な役割を担いつつの賀状をせっせと炬燵で書いて出す。

そう多くもないくせに、邪魔臭がるとは不届き千万。
豪勢に食って寝るを繰り返しているだけで忙しいわけでもなく、
正月に甘んじて、のんべんだらりんと過ごしているだけ。

お年玉年付き年賀葉書は事前に用意しているので、
あとは重い腰を上げて葉書に向かうのみである。

普段連絡を取らない相手とは年賀状だけで繋がっているような所があり、
郵便事業の一旦を担う賀状のやり取りに、なんら意味を感じなくなってきている。



文句をたらたら綴っているとはいえ、葉書は手元に買いそろえてあるし、
お年玉抽選日までがお正月なのだと言い聞かせ、筆ペンでしたためた。

「謹んで新春のおよろこびを申し上げます」

達筆に見える風とかつて称された文字をしたため、猿も描く。
筆ペンで描くと墨絵のようで、それなりな味を出してくれる。

今年は、大型複合ショッピング施設内でぽつねんと置いてきぼりをくらったようなワゴンにて、
売り子をしていた職員さんに「今回話題のアレですよ、どうですか。」と勧められ、
切手部分が海老柄の薄桃色葉書を購入している。

もとより手描きで認めるつもりであるにも関わらず、
これしかないというのでインクジェット紙を購入。
当時は用途に合わないなと考えていたが、実際に筆ペンで書き始めると
インクが早く乾くという利点しかないことに気がついた。

こちらへ届いた分を全て書き終えて、ポストへ投函。
また来年もこのように年をまたいでから書き始めるのだろうなと予測をしながら、
玄関前の郵便受けを覗いてみたら、新たな年賀状が2枚重なって、
私に読まれるのを今か今かと待ちわびている。

投函しにほんの少し出掛けている隙をついて、配達されていたとは!

この2枚を皮切りに、投函に向かう隙を狙った絶妙なタイミングの配達が続き、姿なき郵便配達員との攻防戦が繰り広げられる中、賀状を認め続けなくてはいけない無限ループの幕開けとなった。