私が水切りで初めてテレビ出演した時のことです。私を見つけてくれた番組スタッフの方から1年ほど番組出演の心得を教えていただきました。その主なアドバイスは「あなたの言いたいことはわかりやすいが、長くなるので編集しにくい。これから出演依頼が続くだろうから、言いたいことはできるだけ短く端的に伝えるようにせよ」ということでした。なるほど、その通りだと思いました。

私は考え方を整理するため、水切りを文章にすることにしました。何度も書き直しながら、一生涯完結しない本になっています。それも良いと思い、考えたことを自由に書き続けています。写真はその表紙です。こうしてブログとしても公開しているのは、様々な意見を聞きたいからなのですが、反応はほとんどありません。

若い人は、何事も、年寄りに反発することで、より良いものに作り変えてゆくのだと思います。何もないところから始めるよりも効率的ですし、より良いものになる可能性も高まります。もちろん、良くない方向に流れることもあるかも知れませんが、社会はそうして変わってゆくしかありません。人はどんな時代でも、より良い社会に希望を繋ぎ、未来に期待してゆくしかないのです。

文化は自然と違い、作られるものです。それは私たち人類の宿命かも知れません。それに期待するしかありませんが、今の状況は、楽観できない状態です。宗教的な信仰は、誤った合理主義で力を失いかけているように見えます。知恵は悪事に使うと効果的です。神や仏を語る人が少なくなった世界では、自然を指針にしてゆくしかありません。全ての生き物は、自然と共存するしか道はないのです。

今生きている人が、遠い未来を知ることはできませんが、私たちはできることをしてゆくしかありません。それは、目の前にある自分を取り巻く今という時間を、世界と調和したものにしてゆくしかないのです。美しい波紋は世界との調和です。おほほ 

続く・・・