私立病院へ行くまでの週末の間に調べてわかったことは、大腸がんは癌ができる場所によって「結腸がん」と「直腸がん」の2種類に分けられていて、この2つは同じ「大腸がん」でもだいぶ異なる事、そして自分は「結腸がん」だということ、またおそらくはポリープの大きさなどから比較的初期の段階の「はず」だということでした。
ちょうどこの頃、著名人が大腸がんを患ったり、亡くなったりするニュースが相次いでいたのですが、いずれも「直腸がん」。またYouTubeで病状を発信しているチャンネルも、「直腸がん」の方がほとんどです。これは結腸がんに比べて直腸がんの方が手術が難しかったり、術後に人工肛門にしなければいけないケースが多かったりすることが理由のようでした。
この時点では僕の癌が見つかったのは「S状結腸」。大腸がんの中でも比較的ポピュラーで、部位的にも早期で手術で取り除ければ、術後の生活にも影響は残りにくいという事で、最悪、手術を受ければ普通に生活はできそうという事で、少し気持ちに余裕を持てました。
結腸と直腸は、何が違う?
同じ大腸でも、小腸からつながる盲腸の先、上行結腸、横行結腸、下降結腸、S状結腸までを「結腸」と呼び、大腸全体の9割ほどを占め主に便の水分吸収と形成を担うのに対し、S状結腸と肛門の間にある直腸は、大腸全体の1割程度の長さで、主に便の貯留と排便調節を担うということで、同じ大腸と言えども、ほぼ別の臓器と言っても良いくらい違いがあるようです。
例えとしては変かもしれないですが、直腸が新幹線の先頭車両だとすれば、結腸は客車の部分。客車は1両を取り除いても全体が短くなるだけだけど、先頭車両を外したら新幹線は走れなくなってしまう。結腸は部分的に取り除いても、長さがあるので、つなぎなおせば機能するけれど、直腸は肛門に直接つながっている上に長さも短く、結腸で代替が利かないから、切除すると排便の機能に障害が残りやすい。
同じ大腸がんと言えども、癌ができる場所で全く違う種類の癌と言っても良いくらいの違いがあるようです。

