こんにちは!
フランスはフレンチエスプレッソと言われるように紅茶よりもコーヒーが主流!
ワインと同様に、コーヒーはフランスの人気の飲み物。
会社のコーヒー自動販売機で出されるエスプレッソですら、美味しい。
そのコーヒー。
私事であるが、京都に住んでいたこともあり、学生のころコーヒーに熱中していた。
京都には、小川珈琲、田中珈琲、イノダ珈琲など様々な喫茶店があり、お金がないながらも産地別に100g単位で豆を購入したり、喫茶店巡りをして楽しんでいた。
フランスに来ても、コーヒーへのこだわりは続き、家の近くにコーヒー豆専門店を見つけ、色んなコーヒーを試している。
フランスのコーヒー文化の特徴としては、エスプレッソで味わいを引き出すために、生産地別のシングルオリジン豆が好まれていること。
このためブレンド豆はほとんど売っておらず、スーパーでも産地国別がほとんど。
私が通う珈琲豆専門店も例外ではなく、インド、ブラジル、ペルー、エチオピアなど、10種類以上が揃えられているが、産地国内でのコーヒー畑は混ぜ合わせても、産地国を混ぜることはなく、各産地別に最適と考える焙煎を店主が行っている。
お店に並ぶコーヒー豆(下の白い缶もコーヒー豆)
週末に買ったペルーの豆
例えば、今回購入したペルーの豆の場合、
・ペルーの地域CUSCO、JUNIN、AYACUCHOのコーヒー畑を混ぜ合わせ、
・焙煎は5段階の3で行い、
・コーヒーの風味の濃度や香りの力強さを表現するインテンシテイーは、5段階の1
で作られている。
お味は、甘く軽めで、少しフルーティー。最後にチョコレートの味がするとのこと。
コーヒーに関しては、競争が激しいためか、物価の高いフランスのわりに、250g 6.5€(1092円)と、100g当たり440円とリーズナブル。
非常に嬉しい。
ワインの「テロワール(ブドウ畑を取り巻く自然環境要因のこと)」に代表されるように、フランス人の生産地別へのこだわりは、コーヒーにも発揮されている。
これだけ種類があって、ブレンドがないのが面白い。
フランスでは、ブレンドコーヒーは邪道なのだろう。