こんにちは!

先週、家族でハンガリー ブダペストへ旅行してきた。
ハンガリーは、西にオーストリアがあるものの、クロアチア、セルビア、ルーマニア、ウクライナとかつての紛争地域や現在の紛争地域に囲まれた社会主義国。


現在はEU加盟国だが、東欧と言うことで、安くて美味しいものがあるのではと、

個人的には期待した!

が、実際の物価はフランスよりも若干安いくらいで、予想していたよりも高い。


空港で売っている水は、1.3€(500ml 200円位)で、フランスの2₋3€よりも安いが日本の2倍ほど高い。
空港のサンドイッチも2490Ft(1050円位)、ドーナツも1090Ft(470円位)と、フランスと変わらない。
ビックマック指数も調べたが、ハンガリー588円、日本400円と思った通りの物価感覚。

空港のドーナツ(470円)

 

空港のサンドイッチ(1050円)

気になり、ハンガリーの消費者物価指数(年率)を調べると、2004年のEU加盟から2022年までの消費者物価指数の上昇は+117%と2倍以上。
日本+7%、フランス+32%に比べて遥かに高い。
これ為替レートが影響するので、円に換算での物価上昇は直近20年で

ハンガリーは3倍以上、フランスも2倍程度になる。

「ドナウ川の遊覧船」や「世界一豪華なカフェ」など、旅行自体は楽しかったが、
日本の物価はついに東欧にも抜かれたのだと実感。
私自身も、自分の知らない国の物価上昇には、イメージが先行し感覚が追いついていないことを実感した。

 

夕方のドナウ川

 

世界一豪華なカフェ(New York Cafe)

 

赤いパプリカと並ぶ白いパプリカ


物価上昇しない方が良い面もあるが、上昇しないことでの悪い面も感じる。
何が正解なのか良く分からない。

ただ、日本で貰っていた私の給料は、少なくともフランス人の同僚よりも低い。