こんにちは!

 

先日トルコにお客様に向かうため、イスタンブール空港からタクシーに乗っていた。

 

タクシーから見た風景が、9年近く住んでいたマレーシアに似ていたため 

「あれ?今どこにいるのか?なんでここにいるのか?」と自然に考えてしまった。ショボーン

 

すぐに「あ、イスタンブールだ!明日の説明どうしようか?」現実に戻ったのだが、

駐在員をしていると「自分は、日本人なのか?」「自分は、どこにいるのか?」と思う不意に考える瞬間が時々訪れる。

 

日本に住んでいる方が聞くと、「頭おかしいのでは?」と思われるかもしれない。

 

一方で、私は海外で住んでいるほとんどの日本人は、似たような経験をしていると思っている。

 

実際にどこの国でも、日本人会には、書道、着付け、お花、お茶などの日本の伝統文化を行うサークルがあり、日本にいた時以上に日本文化に関心を持つ人も多い。日本

 

海外で日本にいた時以上に日本文化に関心を持つにはいくつかの理由があると思うが、大きくは

・異文化との交流の中で、日本の文化や伝統の魅力に気づき、再評価する。

・海外での生活にストレスを感じ、日本的なものに安心感を求める。

・日本人としてのアイデンティティを確認する。

などが、挙げられるのではないかと思っている。

 

私が住んでいる町は、小さく日本人会の活動も盛んではないので、残念ながら日本人同士で集まることは少ないが、私も休日には、蕎麦やうどんを打ったり、刺身包丁で刺身盛り合わせを作ったり、たこ焼きを作ったりと、自然にしてしまう。

食べたいという気持ちだけでなく、日本的なものに安心感を求めたり、日本人としてのアイデンティティを再確認しているのだろう。