こんにちは、

 

フランスで働いていると、ポジティブな表現が多いなーと感じる。

 

フランス人の同僚は、

フランス語でも「Merci de 」「Merci pour 」メルシー

英語でも「Thanks for 」「Thanks to」サンクス

を多用する。

 

日本語では、「○○のお蔭で」と訳し、「お蔭(様)」も感謝を表すが、

日本語よりも直接的に「ありがとう」と言われている感じがして、

ポジティブな気持ちになる。

 

特に、生産現場でトラブルがあり、対策会議などネガティブな場面でも、

この表現を多用するので、

フランスの会議は日本に比べて重い雰囲気になり難い。

 

他にも「Bon jour」(おはよう)、「bonne journée」(良い一日を)など、

いつも挨拶に「bon, bonne」(良い)が使われるのは、

フランス人のマインドを表している気がする。

 

日本語は、「おはよう」「こんにちは」になっているが、

「bon, bonne」(良い)「good」(良い)など、

直接的に良いと言う単語が入った方が、ポジティブになり易い。

 

日本語には、このような表現がないので、

日本語では敢えて「ありがとう」「良い○○」と言わないと、

フランス人と同じ幸福感にならないので注意したい。