こんにちは、
冬なのに、珍しく晴れていたフランス。
晴れているだけで、得した気分になる
さて、日本人がフランスに駐在すると、初めに戸惑うのが
「アンチテーゼ(反対命題)」
日本と同様に会議用の資料を準備して準備万端!いざフランスで会議スタート
資料でしっかり説明
納得
と思いきや
まず初めにフランス人が言う言葉は、決まって
「No(ノー 違う)」
「なんでー」と言うことに!陥ります
私も、赴任当初
「なんでいつも反対するのか?」、「私は間違っているのか?」から始まり、
「本当に自分が間違っているのではないか?」と自分を疑い出す始末
ただ、この「No」に経ち慣れてくると、
「(フランス人の)話が長い」、「(フランス人に)説明するのが面倒臭い」
という状態に陥ってしまう
沈没しかけた船に乗り合わせた様々な国の人たちに、海に飛び込むよう説得する
沈没船ジョーク(タイタニックジョーク)でも
アメリカ人に 「飛び込めばあなたはヒーローになれます。」
ドイツ人に 「飛び込むのはルールです。」
イタリア人に 「先程物凄い美人が飛び込みました。」
ロシア人に 「海にウォッカのビンが流れています。」
日本人に 「皆さん飛び込んでます。」
フランス人に 「飛び込まないでください。」
と言われるほど、フランス人の対立性は有名!
参照:https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00123/00104/?SS=imgview&FD=-1041774028
カルチャーマップでも、対立型のフランス人と、対立回避型の日本人は両極端
会議を意思決定の場と考えている日本人には、このギャップが辛い
だが、このアンチテーゼ
「フランス人は議論を深めたり、新しい視点を提案するためにアンチテーゼの視点を用いるよう教育されている」と聞き、納得
それからは「No」を気にしなくなり、話に意識が行くようになった
あまりないかもしれないが、フランスの方と議論するときは、
くれぐれも「アンチテーゼ」に、ご注意ください