現場3回目で責任者ですか!? | 今日の現場と猫

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猫と暮らすオッサンのお仕事現場のお話

マンション内は、何処に行くのにも鍵が必要だ! 

階段の扉の鍵(ヘッド部分がオレンジ色)

備品室兼更衣室の扉の鍵(ヘッド部分がブルー)

エレベーターの鍵(ヘッド部分がグリーン)

駐車場扉の鍵(センサーキー)

駐輪場扉の鍵(駐車場と共通)

備品室兼更衣室の鍵だけは、責任者が持つことになっている。

そうしないとサボる人が出てしまうらしい。

 

 

現場の仕事は、本社の人が守衛室に行って、

鍵を四人分受け取るところから始まる。

本社の人から、備品室兼更衣室で渡され作業準備をする。

 

最初の作業は各階ゴミ置き場からゴミ収集をする。

二人一組でこの作業は行位、僕はYさんと組んでいる。

エレベーターを使い移動するのだが、

階を指定するのに鍵が必要となる。

鍵を入れないで移動先のボタンを押すとエレベーターは拒否。

 

Yさんとゴミ収集作業をしていると、

度々エレベータに

バイバイ「その階には止まりません!」と怒られる。

大抵、鍵の色が間違っている

 

えー「Yさん、緑の鍵ですよ、それオレンジですよ」と僕は言う。

Yさんは一年以上この現場にいるはずだが、いまだに覚えられず

えー?「めんどくせぇなぁ〜!」とボヤいている。

 

全作業終了30分前になると、

責任者が守衛室の鍵を秘密の場所に取りに行く。

出勤時には守衛室に人がいるのだが、

朝の鍵の受け渡しが終わると守衛さんは帰ってしまう。

そのため、責任者は全員の鍵を回収して、

守衛室に鍵を返却することになっている。

 

この守衛室が曲者!

セキュリティーのために、鍵を開けると警報が鳴る。

まずセキュリテーを解除する作業をする。

解除されたら、全員の鍵をキーボックスに戻す。

ここで怠ってはいけないのは、鍵の数に間違いないかの確認。

最後にセキュリテー設定をして部屋を出る。

これでやっと作業終了となるのだ。

 

現場3回目の際に、本社の人にこの一連の流れを教えてもらった。

 

その日、最後に守衛室を出る際に

真顔「次回から鍵の管理をしてください」と驚きの言葉が飛び出した。

 

びっくり「まだ現場3回目なんですけど」と戸惑う僕。アセアセ

 

ウインク「他の人には任せられないので、よろしくお願いしますね」

本社の人。

 

プンプン「わかりました」とついつい言ってしまったが・・・

心の中はムカムカ

 

ガーン『何それ、責任者ってこと?!』

ムキー『ありえないだろ、現場3回目の人間が責任者って!!』

 

ショボーン猫たちのお世話で手いっぱいなんですけど猫黒猫