今日は、いろんなことが、不思議なくらいうまくいかなくて、こんな時間になってしまいました。

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<母の介護日誌> 第1日

 

 

今日、母が来ました。

本格的な、介護の日々が始まりました。

今日の感じですと、なかなか、物語を作る余裕などなく、

母が、寝た後、しばらくは、「介護日誌」を書きました。

 

痴呆の母を、今まで、姉夫妻が診てくれていました。

それが、実の子である姉が、持病であった腎臓を悪化させ、

入院をしてしまいました。

こうして、母の大変な面倒を、在宅の仕事をもった義兄が

診てくれるということになり、

兄と私は、義兄にしばらく甘えていました。

 

「それは、あまりにも、義兄に申し訳ない。」と兄と語り合い、

実の子である私が、 母と二人暮らしをすることになりました。

母が、今は亡き父と住んでいたマンションが、空いていました。

そして、私は、自分の家族と離れ、

そのマンションに、移ることになりました。

 

義兄は、神様のようないい人ですが、

さすがに痴呆の母との暮らしに、苛立つこともあり、

母への言葉も荒くなってしまうこともありました。

そこへ、姉が、自分の病院から自宅に帰ってくることになり、

姉も、介護が必要でありましたので、

もう、待ったなし。私が、母を診ることになりました。

 

「それは、1週間かもしれないし、1か月かも知れないし、

 1年になるかも知れない。」と兄がいいました。

私の家族は、それでもいいと言ってくれました。

 

今日、その第1日目を無事終えました。

引っ越しの疲れと、家事の疲れとで、かなり参りました。

母は、やっぱり自分の子に診てもらうのがうれしいと言いました。

 

今日は、夕食を食べながら、母と昔話をしました。

子供の頃からの思い出は、山ほどあります。

話題に事欠きませんでした。

 

その時間、私は、楽しかったのです。

母は、言ったことを5分後には、忘れてしまいますが、

二人で、たくさん笑いました。

「Jちゃん(←私)は、怒らないんだね。」

と母が言います。

「怒らないよ。」と私はいいました。

「オネショをしても、怒らないの?」

「おむつをしてるじゃない。」

「わたしは、わざわざオムツを外して、ベッドを濡らしたんだよ。

 それでも、怒らないの?」

「多分、怒らないよ。」

「そう。」

と、母は言って、とても嬉しそうな顔をしました。

 

まだ、初めだから、私は怒らずに済んでいるのかも知れません。

でも、願わくば、これからも、ずっと怒らないで行きたいと思いました。

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