11歳の選択
村瀬学という思想家がいるのですが、彼がいうには、
子供が11歳になったら、(せめて)次の3つを自由に選択させてあげたいとのことです。
1.性別
2.親
3.国籍
親と国籍はむずかしくとも、性別を選べる世の中になりつつありますね。
今、このくらいいると推定されている、性別違和の人は、推定では、46万人。
しかし、実際には、ずっと多くいることでしょう。
これには、整形手術の科学が、今より、少し進んでいる必要があります。
●背を高くしたり、低くしたりできること。
(今、その技術はありますが、驚く程大変です。)
●喉の音色を自由に変えられること。(できかかっていますね。)
●骨格を変えることができること。(筋肉や脂肪なら変えられます。)
●顔立ちを変えることができること。(相当なレベルにありますね。)
●性器は、男女がペアとなり、相互ドナーとなって、ごっそり移植する。
(あと、50年はかかりそうです。)
スマホの進歩のすごさを見ると、上の手術が可能になるのは、
30年後、いえ、20年後でしょうか。
美容整形大国では、かなり美容整形が進んでいるようです。
声を変える手術は今途上です。
タイの性別適合手術は、MtFさんに対してFtMさんの方が遅れているとか。
(性ホルモンに対する反応は、FtMさんの方が、断然よいとか。)
脚を長くする手術は、大変ですが、すでに可能だそうです。
一方、胴を短くするのは、無理だとのこと。
小保方さんのSTAP細胞の実験をアメリカが、特許を取りまくっているとか。
いずれにしても、どこの国でもいいから、成功させてほしいと思います。
私は、小説によく書いていますが、美容整形手術で、誰もが美男美女になれるようになると、
「美」の価値が下がり、美に対する認識が変わってしまうと思います。
身長も、誰もが高身長になれるようになれば、高身長の価値が変わってきます。
こう言うことは、医学倫理の分野の人が考えていくのでしょうか。
どんな結果が出るにせよ、
私は、女の子になりたい男の子を、完全な女の子にし、
男の子になりたい女の子を、完全な男の子にしてあげることは、賛成です。
「親を自由に選択できること」
これは、虐待を受けている子にとっては、切実でしょう。
「国籍を自由に選択できること」
この国籍とは、その国の人になることです。
これは、常に戦火にある子にとっては、切実かと思います。
半分は、夢物語になりますが、人間は、目標があれば、いつかは、そこに
到達していくと思っています。
<おわり>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<少女を選択した少年2人 (中国)>
励ましの一票を