メラニー法のメラニーさんって、こんな人
メラニーさんの男女一人二役。お茶目な方のようです。
「女声」とは、男性が出す女性の声・・との語義。
メラニ―・アン・フィリップさんは、低い声の男性でも、
女性に聞こえる声が出せると、そのトレーニング法を確立した、世界初の人です。
アメリカの方で、今から40年ほど前のことです。
私は、メラニーさんの手記を読みました。
GIDの人にとって、男の声は、大きな悩みです。
当時、声の低い男性が、訓練で女性に聞こえる声が出せるなどと、夢にも思わず、声は、あきらめていました。
それを、メラニーさんは、女声を出せるようになるかも知れないと、ご自分で、あきらめず、何度も挫折しながら、
とうとう、女性の声を手に入れました。
その会場は、GIDや女装の人で満員になりました。
そこに、メラニーさんは、演台に立ち、女性の声で話し始めました。
会場の人は、それを聞き、初めから女声の持ち主だと思いました。
そこで、メラニーさんは、男の低い地声を披露しました。
会場の人達は、驚き、感動し、
そして、大きな希望を持ちました。
会場の人は、メラニー法を綴った冊子を、全員がもらいました。
その冊子が、広まり、翻訳されて、世界に広がり、日本にもやってきました。こうして、徐々に広まって行きました。
メラニ―さんが、もたらした福音は、計り知れません。
その後、15年ほど経ち、ウィンドウズ98が普及した頃、
メラニー法は、一気に世界に知られるようになりました。
私は、メラニー法で女声を手に入れた方を2人知っています。お2人共、完全な女性の声に聞こえました。
お一人は、「メラニー法に出会わなければ、私は、生きていなかったかも知れない。」とおっしゃっていました。
「完パス」をするために、声は大きな要素です。
女装外出のとき、男性かな?と思われても、
声が、完全な女声なら、「ああ、女性だ。」と思われます。
メラニ―さんは、つくづく偉大な方だと思います。
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