女装にまつわるエピソード(全部実話です。)
●T女子大、お父さんが、娘の替え玉受験
これは、お父さんが、娘の替え玉になったという事件です。
過去の出来事です。
T女子大の入学試験。
その教室の担当教員は、少し違和感のある受験生を見つけました。男性の女装ではないかと思えました。しかも、年令は50歳前後。
教員は、すぐに近くに行って、
受験生の机に置いてある受験票の写真をそっと確認しました。すると、受験票の写真も、その人物と同じ。写真と本人が一致します。
教官は、他の教官も呼び、何気なくその受験生を観察したところ、やっぱりおかしい・・ということになりました。
しかし、世の中には、体質異常で、年令より老けて見える人もいる。大学は、慎重に慎重を期したそうです。
休憩時間に学部長に相談したところ、
本人にとりあえず受験させ、合格点に達していなければ、
落とせばいいと結論しました。
しかし、入試の終わった後、その生徒の答案を真っ先に調べてみると、合格点に達していました。
そこで、大学は、その生徒の自宅に連絡し、
本人と保護者同伴で来てほしいと言いました。
本人と保護者が大学に来ました。
そのときは、もう観念していたのでしょう。
「受験をしたのは、どなたですか。」との学部長は、やさしく聞きました。
「はい、私がしました。申し訳ありません。」とお父さんは、頭を下げ、すぐにそう答えたそうです。
この事件の結末がどうなったのか、定かでないのですが、
合格点に達した受験者の不合格ということで終わったと記憶しています。
もし、告訴されたら、けっこう大きな処分が待っていたそうです。娘は、卒業留保。父親は、「有印私文書偽造」という罪だそうです。大学は、罪を問わなかったそうです。
娘は、高校でトップクラスの成績で、替え玉受験しなくても、合格したのではないかと言われていたそうです。
●FtMさん、激怒。
その女性は、FtMであり、男性化治療を受けていました。
乳房は小さくなり、髭も少しあり、
一見なんとか男性に見えるところまで治療が進んでいました。
しかし、法的には、まだ女性でした。
その人が、あるデパートの女子トイレに入りました。
すると、男性が女子トイレに入ったと、トイレ内にいた女性が、通報してしまいました。
FtMさんが、個室から出て、トイレの外に出ると、
警官二人と通報した女性が待っていました。
「男性が女子トイレに入ったとの通報がありました。
あなたの性別を証明するものがありますか。」
と警官が言いました。
彼女は、さっと、運転免許証を出しました。
「これは、失礼しました。」
と二人の警官と通報の女性は、平謝りに謝りました。
これで、解決だったのですが、
もう一人の警官が、ここで余計なことを言ったのです。
「今後は、なるべく多目的トイレをお使いください。」
その言葉を聞いたFtMさんは、激怒しました。
「とんでもない人権侵害だ!
法では、まだ、女である私に、
女子トイレに入るなという意味の言葉ですよ!」
FtMさんと警察官は、警察署長のところまで行き、
警察署長の陳謝を受け、やっと事が収まりました。
(正直なところ、このFtMさんは、普段多目的トイレを 使っていました。そのことが、あるときとても悔しくな り、1度だけ、女子トイレを使いました。これは、その 時の出来事だったそうです。)
●「赤でしょ!」
アメリカでのことです。
私は、女装をして運転をしていました。
女装の運転は、いろいろ危険なのに、よくまあ運転したと思います。
その道は細くて、メイン道路から枝のように外れて、メイン道路に沿っています。
メイン道路とその道の信号は同じではありません。
メイン道路が青のとき、私のいた細い枝道は、赤でした。
だから、私は、当然止まっていました。
すると、後ろにいた男が、フォーンを鳴らすのです。
「行け!青だろうが!」そう言いたそうに。
男は、メイン道路の青信号を見ていて、細道の信号を見ていないのです。
私は、車の中から、「信号見てよ!」とアクションをしましたが、男は、また、フォーンを鳴らします。
私は、頭に来て、車から降り、男の車まで行き、
「信号、赤でしょ!」と、信号を指差しました。
男は、やっと細道の信号を見ました。
男は、「ごめん、ごめん、君が正しい。ほんとにごめん。」
と手を合わせました。
それで、私は、気が済みましたが、考えたら、いくら腹が立っていたとはいえ、単身、男の車に近づくなんて、危ない行為だったなあと、後から、たっぷり冷や汗をかきました。
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