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自民党派閥の裏金事件で会計責任者は起訴されましたが、当の国会議員の多くは捕まりませんでした。

 

安倍派の幹部の一人と言われている西村康稔前経産大臣が地元の明石市の駅前で、自らの正当性を訴えるべく(あの大臣様が一人けなげな姿で)ビラをまいている様子がテレビで流れていました。

 

「あんなにもお偉い大臣様が一人で黙々とビラをまく姿はけなげで心を打たれました」といったところでしょうか??

 

テレビに映し出されて本人も「やったー」と思ったことでしょう。

「何時からどこで街頭に立って有権者に訴えるつもりだから・・・」とでも事前にテレビ局に伝えていたんでしょうね。

さすが人の上に立てる人、あったまいい!!

 

あのけなげで真摯な姿は全国に流れ、有権者の心もバッチリつかんで人気度も急上昇で次期衆院選は間違いなしですね。

多くの方が素通り(ビラを受け取っていた人もいました)する中、駆け寄って握手を求め、両手でガッチリと握手する人がいたことには驚きました。

 

きっと税金を払っていない人なんでしょうね。

 

「これぞ正に金のかからない選挙の戦い方、お見事」って私も西村氏の術中にハマるところでした。

 

西村氏は派閥の責任者の一人であり、自らの政治団体の責任者でありながら隠蔽工作の責任を事務方に押し付けて、

「私は悪くないです、全て部下がやったことです」と国民に訴えるとは、人の風上にも置けないやからですね。

 

随分以前に山一証券が破綻したときに社長が記者会見で「社員は悪くないんです。私達が悪いんです」と言ってバッシングされていたことを思い出しますが、 企業(国民の大半はここで働いている)の長は、部下が起こした責任は、たとえそれが長の指示との関連性が明白でなくても、長が取るのです。  それが社会の決まり事です。  

 

ところがその社会の決まり事の蚊帳の外にあるのが唯一「政治の世界」です。

 

おっと、もう一つありました「ヤクザの世界」です。でもヤクザは元々カヤの外ですから比較されるのも迷惑でしょうし、責任逃れする政治家に「どの面下げて政治張っとんじゃ、 ケジメの一つもつけられん恥晒しはとっとと退場して、かあちゃんの乳でも吸っとれ、このクソ野郎!」とケツをどやされるのが落ちでしょう。 

 

企業のトップは部下や会社が不正を働くことで、トップに金が入ってくるわけではありません。得るものはないのです。

それでも責任を取らされるのです。

 

ところがどうですか? 政治家は?

 

部下は雇い主である政治家の指示で不正を働いて金を隠し、その責任を被せられて首になり、政治家は部下が命をかけて残してくれた大金をせしめて、今日も「国民の皆様のために全身全霊をかけて戦ってまいります」とヌケヌケとほざいているのです。

 

これが私達の代表なのかと思うと情けない限りです。

代表にしたつもりはないですけどね・・・

 

入れる人がいるからどうしようもないです。