マナーってなんだ?
先月末の日曜日(4月29日)に、こんなことがあった。
先々週の水曜日から先週の日曜日にかけてPCのディスプレイの調子が悪くなり復帰できなくなった。
具体的には、ディスプレイの表示が「WH→BL→R→G→B→∞ (白→黒→赤→緑→青→∞)」を繰り返す「テストモード」という状態になって復帰しないという症状。
症状が出始めた頃は一旦電源を切って電源を入れ直せば数分で復帰していたのが、症状が出るたびに数十分かかるようになり、やがて数時間かかるようになり、最終的には数日かかるようになってしまった。
「遂に壊れてしまったか・・・」と思い、電子部品(コンデンサ)を交換する程度で修理出来るのであれば・・・と分解してみたものの、部品を交換する為には電子部品が載っている基板を外して部品と部品を繋ぐ回路のパターンを解析しなければならず、あいにくPCディスプレイの不調と同じタイミングで視力が安定しないので無理であるこという結論に達した。
そこで分解したディスプレイを組み立て直して設置し直し、電源を入れたまま日曜日の夕方に中古のディスプレイを物色する為に日本橋に向かったのだけど、安価な新品が買えるぐらい結構な値段だったので断念して帰宅。
帰宅後に電源を入れ直したら無事復旧した。おそらく分解して組み立てて設置している間に電気が抜けきり、日本橋で数時間費やしている間に電気が満たされたことで復旧できる状態になったのではないかと、勝手に推測している。
で、ここからが本題・・・。
事件は日本橋から帰宅する電車内で起きた。
難波から乗ったので余裕で座っていたのだけど、後から乗ってきた10人以上の子連れの集団が立ったまま大声で会話していて、「次は~×××(駅名)」という次の駅を告げる場内アナウンスがほとんど聴こえないという状況。
公共の場でのマナーやルールが未だ身に着いていない年端の行かない子供であれば仕方ないかもしれないが、世代の異なるアラサー~アラフォーの(もしかしたらアラフィフの人もいたかもしれない)、良い歳をした子連れの集団である。しかも誰も仲間内で注意する人がいないのはどういうことなのか・・・。
会話の内容から、その集団は僕が降りる駅の次の駅で降りるようであることが伺えた。
「注意すべきか、注意すべきでないか・・・」
「いや、ここは『注意』ではなく平身低頭に『お願い』する方が無難かもしれない・・・」
「いやいや、下手に波風を立てて逆切れされたら・・・」
・・・などと考えていると、その集団の一人の女性が「私、次下りなあかん」と言い出した。
そうすると、大声で会話していた一人が「次ちゃうで、次の次やで」と返していたので、僕は降りるべき駅が次であることを、どうにか確認することが出来た。
その時は、その女性にも場内アナウンスが聴こえていたかったのだと想っていたが、今思えば(僕の勝手な深読みでしかないので実際のところは判らないが)、その女性は「注意できないから暗にわざと間違えて気づかせようとした」のではないかとすら思える。
で、駅に着く前に立ち上がり振り向いて、その集団に向けて言った。
相当頭に来ていたので、平身低頭に、しかし表情は険しく・・・
「ちょっと、いいですか?」
「はい」
「あの、場内アナウンスが聴こえなかったので、大声で話すのは控えてください」
「はい、すみません」
・・・と概ねその集団の人たちは納得してくれた様子だった。
「なんや、えらい怒ってるで」という声も聴こえてきたので「この人たちは身内さえ良ければ身内以外はどうでもいい無意識な集団のだな」とは想ったけれど、まぁそれは気にせず降りようとしたら、一人だけ吐き捨てるように「降りれたからエエやん、聴こてたから降りるんやろ?」と言われたことに、今まで抑えていた怒りの堪忍袋の緒が切れてしまい、反射的に「なんちゅこと言うんじゃぃ!良い大人なんやからマナーぐらい守れや!ボケェ!!!」と大声で怒鳴ってしまった。
そりゃ立っている人間は当然天井のスピーカーに近いから聴こえて当然だけど、座ってる人間には聴こえ辛いのだよ。
自分の声は骨伝導で伝わりスピーカーの音は耳で聴くから、大声で喋っていても分離して聴こえるのだ。
音の大きさは距離の2乗に反比例して小さくなり、ましてスピーカーからの音を大声で遮られれば車内アナウンスの内容など判別できるはずが無い。
・・・などということを殆どの人が知らないだろうけど・・・知っていればマナー以前に気を付けるよね。
僕は目が不自由(半盲)であるぶん(全盲の人に劣るとはいえ目が不自由でない人よりは)音に対して敏感で音に頼ることが多いこともあって、音に興味があったから、たまたま知り得たことを理解して記憶に留めていただけなんだけど・・・。
「知らないことは罪ではない、知ろうとしないことが罪である」と誰かが言ってた。誰だっけ?
しかし・・・他の乗客の皆様に申し訳ないことをしてしまった・・・orz
その反論を吐いたアラサー(もしかしたらアラフォーかも)と思しき男性は、誰かに注意されることもなく生きてきたのであろうが、自ら気づく機会すらなかったのだろうか?それとも、よほど頭が悪いか無知であるか、性格が悪いのか、人間性が悪いのか、それら全部なのだろう。(まぁ、これを書いている自分も人のこと言えないけどね・・・笑)反抗期はとっくに過ぎているはずなのだが、何が彼をそうさせているのだろうか?或いはなぜ彼らは彼に注意できないのだろう?
因みに、マナーやエチケットというのは「他人に対する配慮」から生まれた「知恵」なのであって、本来それを教えるのが親であり学校であり宗教であった筈なのだけれど、かといってマナーをルールや規則でしばりつけてしてしまうと意味を理解できないということにもなり、「他人に対する配慮」から逸脱してしまっていることも多いようだ。
異なる世代の集団と思しき彼らが、互いにどのような繋がりだったのか判らないが、どこかの独善的な集団でないことを切に願うばかりである。
まぁしかし・・・いつか路上で刺されるかもな・・・。
マナー - Wikipedia
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概要
マナーの様式は多くの場合、煩雑で堅苦しく感じられるが、その形は社会の中で人間が気持ち良く生活していくための知恵である。(中略)「他者を気遣う」という気持ちを所作として形式化し、わかりやすくしたものが形式としてのマナーである。
パブリックマナー(公共のマナー)
公共施設等の公共の場所でのマナーを「パブリックマナー」と呼ぶ。(以下略)
マナーの問題点
マナーのマニュアル化
マナーとは「他者を気遣う」という気持ちの現れであり、相手を不快にさせないように個人個人が考えを巡らして行動すべきものである。しかし、「他者を気遣う」ということよりマナーをマニュアル化し、マニュアルに沿って行動しているかどうかでマナーの善し悪しを判断してしまう場合がある。例えばビジネス・マナー等でそういった傾向が見られ、その結果、命令や規範がなければ行動できない、マニュアルに載っていること以外の対応力に欠け、「考える」ことをしないといった弊害が見られる。
マナーのルール化
あいさつをマナーでなくルールとして強要・押しつける組織も存在する。マナーはあくまでも個人が自発的に守るものであり、それゆえ罰則はないが、ルールは違反するとペナルティーが課せられる。つまり「マナーの心」は置き去りにされ、マナーを守らないのがマナー(ルール)違反ということになる。
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林明日香 15周年 Anniversary Live @ Brookl 2018年5月1日(火)
林明日香さんの15周年ライブでした。
1部7曲/2部8曲/アンコール2曲・・・全17曲をたっぷり満喫。
どの曲も大好きだけど『神々の星』と『一粒の種』が聴けたのが嬉しかったです。
「プカプカ」と「夜が明けたら」が個人的なサプライズでもありました。
「新たな扉が開かれたか!」と想うほど、いつもと違う歌声。
既に力強さと優しさと奥深さを得ても尚、未だに進化を続ける歌声。
未来を垣間見たような・・・。
料理も美味しくて、心身ともに大満足。
で、飲食代を支払おうと想ったら・・・ぼのさんが既に支払ってくれていました。
しかも同席の3人分!
ぼのさん、ごちそうさまでした。
ありがとうございます。
このお返しは必ず・・・。
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Brooklyn Parlor 大阪 2018-05-01 林明日香 15周年記念ライヴ 演奏曲
1。五月の空(林明日香lStアルバム『咲』)
2。声(林明日香ベストアルバム『ゴールデンベスト』)
3。神々の星(林明日香3rd.アルバム『蝶』)
4。ぶかぶか(カバー)
5。夜があけたら(カバー)
6。ETERNITY(カバー/竹田元アルバム『mono(インスト)』)
7。Never Enough(カバー/映画『THE GREATEST SHOW MANより』)
―休憩一
1。星影の小径(カバー)
2。宝の海から(新曲 ライブ会場のみ販売)
3。SANCTUARY~ 夢の島へ(林明日香2ndアルバム『初懸』)
4。燕になりたい(林明日香シングル『小さきもの』カップリング曲)
5。一粒の種~love the earth(林明日香ミニアルバム『つないで』)
6。オラシオンのテーマ~共に歩こう(各音楽配信サイトで配信中!)
7。小さきもの(林明日香lstアルバム『咲』『ゴールデンベスト』)
8。オギヨディオラ(カバー/竹田元アルバム『mono(インスト)』)
enl。星めぐりの歌(カバー)
en2。ake‐ kaze(アコースティックver。)(林明日香『つないで』)
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ライフワークは音楽 ~梯郁太郎の夢の出発点~ featuring 林明日香
作業用PCの不調で画像を保存できなかったので、今更ながら2月4日のことを・・・。
およそ400日ぶりに林明日香さんの歌声を聴くことができました。
梯郁太郎さんが最後に開発されたaFrameという電子打楽器の演奏会に行ってきました。
梯郁太郎さんのことは以前ここで追悼記事を書きましたが、日本の電子楽器メーカーエーストーン、ローランド、ATV)の創業者・技術者であり、国産初の電子オルガンなど数々の電子楽器を開発された方で、MIDI規格の策定と普及に尽力された功績によりデーヴ・スミス氏と共に個人名義では日本人で初めてテクニカル・グラミー・アワードを受賞された方でもあります。
そんな梯さんが晩年にATVという電子楽器メーカーを創業して最後に開発されたのがaFrameという電子楽器です。
aFrameは、ピックアップで拾った打音をDSP回路でシンセサイズして発音するという、ギターシンセサイザーの打楽器版のような楽器なのですが、ギターシンセが主にギターでシンセサイザーのプリセット音色を鳴らすというものであるのに対し、aFrameは叩いた時や擦った時、触る位置などで違う効果が得られるという、アナログ的な感覚で演奏できるように開発された、もしかしたら新しい音楽を生み出す可能性を秘めた楽器なのです。
そのaFrameの披露演奏会が開催されることになり、林明日香ちゃんがスペシャルゲストとして歌うことになったのです。
一昨年年末のライブ以来402日ぶりの再会です。今年は会えないと想っていたので嬉しかったです。
『ライフワークは音楽 ~梯郁太郎の夢の出発点~』
日本基督教団 南大阪教会 礼拝堂 2018年 2月4日 (日) 15:30~
出演:梯 郁夫(aFrame)、古川 忠義(ギター)/特別ゲスト:林 明日香(ボーカル)
会場は阿倍野区の日本基督教団 南大阪教会の礼拝堂。梯さんが「かけはし無線」を営んでいた時に南大阪教会の電子オルガンの修理を請け負ったことが後に国産初の電子オルガンを開発するキッカケになったというご縁だそうです。
aFrameを演奏するパーカッショニストの梯郁夫さんは梯幾太郎さんの次男さんで、小学生当時の協会周辺の想い出を語っていました。
そして明日香ちゃんは巡り巡るご縁でATV~梯郁夫さんと知り合い、今回の出演に繋がったそうです。
因みに、僕は高校生の頃「時々ベーやん(アリスの堀内孝雄さん)が来るらしいで」という噂を聞いて、南大阪教会から徒歩数分の場所にあった関西楽器社に用もないのに住之江区(当時エーストーンとローランドの本社があった地区)から自転車で通っていました。結局べーやんには一度も会えませんでしたが、関西楽器で1本目と2本目と4本目のベースとカセットMTRを購入しました。
aFrameの梯郁夫さんと古川 忠義さんのaFrameとクラシックギターによる演奏が素晴らしかったです。
そしていよいよ明日香ちゃん登場。「小さきもの」と「一粒の種」を歌いました。
今まで「小さきもの」はピアノやアコースティックギターでのアコースティカルな伴奏で何度も聴いてきたのですが、この編成で「一粒の種」はどうなるのかと想っていたら、(一瞬パーカッションの入るタイミングに「あれ?」という場面もあったものの)aFrameが効果音的な役割も果たして壮大なイメージを損なうことなく明日香ちゃんが歌いきり見事なコラボレーションでした。
ひさしぶりに明日香ちゃんの歌声に癒されました。
終演後も一人一人と話してくれて、ファンを大事にしてくれるのが嬉しいです。
マネージャーのさやかさんや明日香ファンの皆さんとも再会できて、明日香ファンの娘ちゃん(10か月)にも会えて嬉しい一日になりました。
帰りはpecoさんに家まで送ってもらいました。ラッキー!
ステージの天井から採り入れた外光と照明で自然な明るさを醸し出しています。
階段を上がると電子オルガンがありました。
いつも東京から来ている明日香ファンのとわにさんに撮影してもらいました。ありがとうございます。
こちらはスタッフのぼのさんに撮影してもらいました。ありがとうございます。
いつもツーショットを撮らせてもらえるのも、ファンを大事にしてくれている明日香ちゃんとマネージャーのさやかさんのお蔭です。
いつもありがとうございます。
しかし・・・明日香ファン歴15年の僕もさすがにジジイになったなぁ・・・(笑)
長く応援する為にも、ツルツルの禿げ頭になるまで長生きしたいものです。
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林 明日香 official website