メタ坊 - 解説 - | 英語は身近なところから

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by Orange Lab.

本日は、先日リリースした記事「メタ坊」の解説となります。


©くじらいいく子


Haruka said, "Hey Daddy,
you gave too much food to him.
はるかが言いました。
「あ~っ、お父さん、(金魚に)エサやりすぎ。



©くじらいいく子


Oh, my poor "Metabou",
you've ended up getting such a big belly."

あ~あ、可哀想なメタ坊こんなにお腹出ちゃって。」



©くじらいいく子


Her daddy asked, "Metabou?"

彼女のお父さんがたずねました。「メタ坊?」


She answered, "Yeah.
The goldfish metabolic syndrome.
That's why I call him "Metabou".

彼女が答えました。
「そうよ。金魚のメタボリック症候群。
だから彼のことメタ坊って呼んでるの。」


The goldfish name, "Metabou"
was named after
its metabolic syndrome.

金魚の名前、“メタ坊”は、
メタボリック症候群から
名づけられました。


end up ~ing 結局~になる、結果~になる
syndrome 名詞 症候群
name ~ after...
...にちなんで~と名付ける



***解説***

end up ~ing 「結果~になる」という重要熟語
です。私も大学受験の時、覚えた記憶がありますが、
その時は、よく理解できておりませんでした。
私にとっては少し難しい部類の熟語でした。
今回の例文は、この熟語を理解するのに
ちょうど良さそうです。お父さんがいつも
餌をあげすぎていたので、とうとう
「結果的にお腹がこんなにも出てしまった」
という意味が伝わってきます。
当初、you've got such a big belly にするか
you've ended up getting such a big belly

のどちらか迷ったので、Eric に確認してみました。

- 所長Eric のコメント -
I like "ended up getting"
because it gives the impression
that getting such a big belly
occurred over a period of time
and as a result of some action.


「"こんなにお腹が出た"ということが、
ある期間の上に起こったことで、
またある行為の結果として起きたという
印象を与えるので、

ended up getting の方が、
好ましい。」とのことでしたので、
ended up getting を採用致しました。
是非、今回の例文で、覚えてみて下さい。


get a big belly で「大きなおなかを得る」
ですから、すなわち、「お腹が出る」
ということになります。
such をいれて、「こんなに大きなお腹」
と強調しております。

シンドローム「症候群」のことです。
最近よく聞きますよね。メタボは、
メタボリック症候群

metabolic syndromeです。
メタボからsyndrome は、覚えられそうですね。


name A after B
「BからAを名づける」という意味の熟語です。
例文では、まさに、
「メタボリック症候群からメタ坊は名づけられた」
となっています。
She named Metabou after its metabolic syndrome.
のMetabou を主語にして、受動態になっています。
Metabou was named after its metabolic syndrome.




©くじらいいく子


©くじらいいく子


*皆さんの家にも、縁日の金魚すくいで
取った金魚が、いつのまにか大きくなって
「メタ坊」になっていたりしませんか。
そんな時は、本日の例文を思い出して
みて下さい
きんぎょ。

Orange Lab.みかん