Coffee Break #1 | 英語は身近なところから

英語は身近なところから

Learn English from things happening around you.
~音楽・イラスト・写真&英語のコラボ~
大学入試レベルの英単語・熟語をご紹介

by Orange Lab.

Coffee Break #1 コーヒー


Orange Lab. 研究員がつぶやくページです。

英語に関係ないこともつぶやくことありますので、ご容赦の程、お願い申し上げます。

基本的に、タイトル通り「Coffee Break」です。


「犬の糞」の記事で、fine = 罰金という意味を紹介致しましたが、fine と言えば、

罰金や罰則の多いシンガポールのことを思い出しました spore


Singapore is a fine country.


シンガポールは、非常に街がきれいで、食べ物も安くておいしくて、観光スポットが

たくさんあって、夜景がきれいでとてもとても素敵な国です。ただし、罰金や罰則が多い国

でもあります。例えば、電車の中ではガムが噛めないとか、公共の建物の中には、

ドリアン(フルーツの王様で臭いがきつい)を持ち込めないとかあります。

なので、このセンテンスには、素晴らしい国という意味と、罰金の多い国という二つの

意味を含んでいると考えられます merlion


シンガポールお土産の定番 Fine T-shirt

例えば、NO CHEWING GUM FINE $500 とありますね。

fine の罰金という意味は、これでばっちりですね。


英語は身近なところから


最近の旅行番組でシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズホテルが取り上げられているのを

よく目にします。このホテルSoft BankのSMAPが起用されたCMでも有名ですが、ビル3棟の

上に船のようなものが載っていて、そこがプールになっているホテルです。このホテル是非

行ってみたいですね。私が駐在していた時はありませんでした。またシンガポールへ

行きたいな~。


で、すごく懐かしくなって、夏休みに行ってきました。シンガポールではなく(残念)神楽坂に

あるシンガポールレストラン「新東記」。チキンライスおいしかったですよ。すごい懐かし

かった。ちゃんとグリーンチリをライスの上に載せていただきました。

チキンライスにグリーンチリ」は、私の中では、カレーライスに福神漬け」と同じ方程式と

なっております。クウェテオというきしめんみたいな麺の炒め料理も、正にシンガポール

そのものの味でした。これお勧め!

大変満足でございました。ただ少し価格設定が高い感じがしました。まあ日本にある

シンガポールレストランですから仕方がないですね。皆さんもよろしければ、

行ってみて下さい。



英語は身近なところから

シンガポール海南スタイル・チキンライス

(日本のケチャップを使ったチキンライスとは違います)


あと、この夏の出来事と言えば、ジブリ トトロ の「風立ちぬ」を見に行きました。前評判が

高かったので、どんな映画なのだろうと思っておりましたが(まあいわゆる一つのジブリ

映画だろうと思っていました)、予想していなかった仕掛けがあちこちにちりばめられていて、

最後にユーミンの「ひこうき雲」で感動でうるうるとなり、「宮崎駿監督の罠にはまった!」

という感じでした。この映画、賛否両論の様ですが、純愛ストーリーにちょっとドキッとする

ジブリらしからぬ軽いラブシーンもあり、私はの方です。ただ残念だったのは、見る前に

配られた手紙のようなもの。「鑑賞後に読んで下さい。」とのことだったので、終わったあとに

見たのですが、これ「...?」でした。

これが、最後、菜穂子が二郎に宛てた手紙だったら最高でしたね(手紙の内容が映画では

わからない為)。というのが率直な感想でした ポニョ


それから「ウルトラマンが泣いている - 円谷プロの失敗」(講談社現代新書)を読みました。

ウルトラマンが大好きで、子供の頃、まだビデオデッキがない頃、テレビ放送の音声を

カセットテープに録音して、隊員たちの台詞を記憶したり、何話にどんな怪獣が出てきて、

どんな必殺技でやっつけるかまで記憶するほど夢中になったウルトラマン。舞台裏は

どろどろだったのですね。ある意味ウルトラファンにはショッキング~な内容でした。

どんな会社でもいろんな確執や派閥とかありますけど、あれだけの作品を作ったの

ですから、皆が結束して同じ目標に向かって邁進していたら、「特撮」という分野で

「世界の円谷」になっていたのではないかと悔やまれます。ウルトラマンが悪い役員たちに、

「八つ裂き光輪」をかましてまっぷたつにした後、「スペシューム光線」スペシウム光線を浴びせて

いたら...。

ウルトラマン製作の裏側が覗ける本として、興味のある方は、是非お読み下さいませ うるとらまん


最後に、この夏に読んだ、くじらい先生の「象の背中」をご紹介したいと思います。

この作品ですが、著者は、な、なんとあの秋元康さんです。皆さんご存知の"AKB48"の

プロデューサー(おニャン子クラブも)です AKB48

小説が2006年に単行本として発売され、2007年にくじらい先生による漫画化、さらに

役所広司さん、今井美樹さん、井川遥さん、手塚里美さんらがキャストで映画化されて

います。


肺ガンを宣告された男が、残された時間をどう生きるのか。


"人生の最期に会いたい人たちがいる。会って別れを言いたい人たちがいる。"


漫画は新潮社から2巻発売されております。会社へ向かう電車の中で読んだのですが、

1巻に登場のとある女性との別れ、電車の中で目がうるうるしてしまいました。

そのシーンが、ブログ記事「出会いは別れの始まり - encounter -」で使用させて

いただいた下の絵でございます(まだご覧いただいていない方は、こちら をクリック下さい)。

英語は身近なところから

©くじらいいく子


最後にこの握手をするシーンはとても切ない気持ちになりました。

2巻の最後は家族との別れが悲しくて、もう泣くしかありませんという感じです。

最近あまり泣いていないな~、泣きたい気分~という方がいらっしゃいましたら、

お勧めです。


くじらい先生が秋元康さんとこの作品を漫画にする際、打ち合わせをされたそうですが、

秋元康さんから、

「くじらいさんの好きなように書いて下さい。お任せします。」

と言われたそうです。その期待に応えるべく、また、お手並み拝見しましょう的な

申し出に、

「すごい作品にしてやるんだ、まあ見てろよ、ふふふ。」

といわんばかりのプロとしての意気込みが作品の隅々から伝わってきます。

一つ一つのシーンが丁寧に描かれていて(とても綺麗)、作品全体が引き締まっています。

小説を漫画にした品ですが、小説の内容以上の出来映えではないかと思います。

この夏の最後にお勧めです。



英語は身近なところから

©くじらいいく子


運命とはかくも非情なるものなのでしょうか...



ところで、皆さんの今年の夏はいかがでしたか?



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By Orange Lab. みかん


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