「ダーリン、聞いて。ミッチー・チェンがCDを出したの」

POINTUの役に立たないワンポイントアドバイス

「浅香光代がCDを出したんだって?サッチーに対抗してラップかい?」

「そのミッチーじゃないわよ・・・。ラップでもないわよ。」

「じゃ、ウッチャンかい?」

「出川哲郎さんはチェンって呼ぶけど、ウッチャンでもないわよ。」

「・・・ラップ」

「でもないわよ!山形を拠点に活躍している伝説の余興師ミッチー・チェンよ!
最近ではラジオや雑誌などさらに活動範囲を広げて今後全国での活躍も期待される地域密着ピン芸人のミッチー・チェンよ!メタボよ!」

「・・・メタボの情報はいらないんじゃないかい?ハニー。」

「・・・とにかくミッチー・チェンがCDをだしたの。作詞作曲の子供から大人まで世代を選ばず楽しめるコミックソングなの。カップリングには新作コントまで入ってるのよ!私、待ちきれずに買ってすぐに車で聴いて来たんだけど、あんまり面白くってテンション上がってゆきずりの恋に落ちて、若い男で、100万貢いで、あげく捨てられて、荒れて、酒に溺れて、借金して、小さなパブを開いたの。」

「・・・後半の展開どういうこと?男って何だよ。パブって・・・。」

「土日は休むつもり。」

「聞いてねーよ!」

「もう、そんな事より、今はミッチー・チェンの話よ!ダーリンも聴いてよね。とっても愉快でハッピーになれるから!「白鳥の玉子」って曲よ!」

「・・・・ハニー。「白馬の王子」じゃないの?」

「え?・・・やだ、ホントだ。どうりで歌詞に鳥のくだりがないと思った」

「それでよく宣伝しようと思ったもんだね。ってか、ゆきずりの恋ってなんだよ!」





「白馬の王子」ミッチー・チェン 絶賛発売中です。
僕はこれを聴いて肩こりが治りました(個人差があります)
お買い求めの詳しい情報はミッチー・チェンのブログをどうぞ。

ブログはこちら→http://ameblo.jp/madmaniax25/

ちょっぴりアダルト要素があります。。。

先日、胸元がガッサー開いた服を着た
素うどんみたいな女性が山形のデリヘル
情報誌を買いに来た。デリヘルって呼ぶ
とこんな女性が来るのかなと僕は思った。

素うどんみたいな女性が来るなら
デリバリーっていうよりも出前って感じですね。
おかもち持って「熱々だよ」って言って欲しい。

いつからだろう山形がデリヘル天国になったのは
どうやら条例が他県よりゆるいらしく全国のデリヘル
業者が山形に流れて来ているとかいないとか。

その情報誌は一冊100円なので毎日のように
売れて行きます。若者から熟年まで幅広い客層
「あんたも好きねぇ」と心で唱えながらレジ打つ僕。

僕はこの先もデリヘルを呼ぶことはないでしょうけど。
一度でいいから言ってみたい台詞があるとすれば・・・

「チェンジ」



「・・・・ねぇさん。」



「自分の価値を下げるような事しちゃいかん!
いいかい、おじさんで最後にするんだよ。」



「こっちは高い金払ってんだよ!真面目にやれよ!
もっと手首のスナップ利かせて鞭振り下ろしてくれよ!
背中にバチーンて!バチーンって~!!」

なんて台詞。

おかえりなさい。


今、ばぁさまが帰宅しました。

僕が中学の頃から同居始めたばぁさま。

とても僕的に不思議でチャーミングで
魅力的なばぁさまでした。

誰にも頼らずマイペースを貫くばぁさま
逆にそれが戸惑いの種になり不満の花を
咲かす母。どっちつかずな父。

ばぁさまのペースを把握するまでの事で
把握しちゃえばなんとも手のかからない
ばぁさまで。結果、仲良い嫁姑生活でした。

朝からメイクしておしゃれして近所の憩い
の温泉に行くのが習慣でした。後に知った
事ですがばぁさまは温泉行っても風呂には
入らない。なぜなら、スッピン見せたくない
から・・・。

葬式でばぁさまの友達が言った衝撃の事実。
「あら~キヨちゃん84歳だっけの?」
友達の間ではキヨちゃんはまだ64歳だった
らしい・・・。20歳のサバ読み発覚です。

一時体調を崩し救急車を呼ぶかって時も頑な
に拒んだばぁさま。なぜなら、他人に老いた
姿を見られたくなって理由で。。。すごい。
「死<美」そんなばぁさまの方程式って素敵。

でも家族はそんな事言ってらんないので119
番をコール。「もうすぐ来るよ」と心配顔の母
そんな母にばぁさまは涙目でこう言った・・・

「もう来るの?だったらフミちゃん・・・カツラ・・・」

カツラ?その時ばぁさまは手ぬぐいを頭に巻いて
寝ていた。まるでウラベクメコSTYLE夏の装い。
僕はその時まで知らなかったばぁさまがカツラ
だった事に・・・。どうせ来るならせめて、せめて
女でいさせてっていうばぁさま。

軽く肩透かしな母はそっと引き出しからカツラを出して
手渡した。ばぁさまはそのままカツラをかぶり
いつものキヨちゃん自称64歳に。

手ぬぐいの上にカツラじゃ、浅香光代だよ。。と思ったが。
正直そんな事より家族は身体が心配だから。

結局、入院して数ヶ月でばぁさまは天に召された。
老衰だった。本人としては不本意であろう病室での
最期。自宅に戻り息もなく眠るばぁさまは奇麗だった。
確かに64歳でもありだなと思えるほどだった。

正直僕はばぁさまの死に涙が出なかった。。それほどに
まっとうした人生に見えたから。それよりもばぁさまの
死に落胆し泣き崩れる母を見て僕は泣いた。

「もっとして上げられる事があったのに・・・」
と母は泣いた。

この世に生きて残る人は故人に対して後悔が募る。

あの世に生きて昇る人は僕らに対して感謝を募る。

それが理想的な家族とのしばしの別れであって欲しい。

ばぁさまは病室で最期に母の耳元で囁いた。
それはとても小さな優しい声だった。


「フミちゃん、今までありがとう。」