10/21 便利になることの功罪 | OJAの独り言

OJAの独り言

思ったこと、感じたことを実直に綴っていきます。

昨日の日経新聞に書いてあって気になった、





adidas 『miCoach SMART BALL』\35,640


スマホのアプリと連動してインパクトした部分の測定等ができるようになってる。

この手の商品にしては珍しく初心者向けではなくある程度熟練した人向けの商品。
ボールに対してミリ単位のインパクトのズレが大きな誤差に繋がるのは頭ではわかっていても、
実際どのくらいズレているのかわからなくてこの間みたいなボールに足が付かないみたいな状況が続くことがある。
それを科学的に数学的に解明してしまうという画期的な商品みたい。

記事には実際初心者の人が使っても成果はあまり得られなかったけど、
経験者が使ったところ数回で劇的に数値が良くなったと書いてありました。

まぁ、高いし買わないけど。


便利になるのは良いと思う反面便利になり過ぎるのも必ずしも良いこととは限らない気がします。
数値化できる=画一的になる可能性もないとも言い切れないし、
只でさえ攻撃的MF偏重気味の現代の日本サッカーを省みると特に基礎も出来てない少年期への導入はあまり好ましくない気がする。

今日のサッカーダイジェストのU19が北朝鮮に敗れてアンダーの世界大会出場を逃した記事に書いてありましたが、
少年期から人工芝のグランドに慣れ良い環境が当たり前になってきた今のアンダーの世代は、
小手先の技術はあるけどここぞという場面での踏ん張りが利かなかったり、
途上国のボコボコのグランドではボールが扱えず同じアジアの諸国にも力負け。

かつて日本のアンダーの世代と言えばアトランタオリンピックでブラジルを倒したり、
高原、小野、遠藤、小笠原、中田浩二、永井、本山、稲本、、、etcがU19W杯で準優勝したり、
チームの結果は冴えなかったけど坂田大輔がアンダーの世界大会で得点王を取ったりと、
育成に関しては日本は一定の結果を残していたしそのメンバーがのちのW杯や五輪で結果を残したりしていました。

この間のフル代表のブラジル戦もW杯もそうでしたがなんだか世界は遠ざかってる気がするなぁ。
その中で次の世代に期待が出来ないのもそれもまた日本人としてツラい。


スポーツ界に科学的なメスが入るのは好ましいけど使い方間違っちゃいけないね~。






今日は久しぶりに南港まで自転車で行きました。
週末と今日で一気に日に焼けました。
夏色復活です。




久しぶりにレミオロメンの名前を聞いたので聴きながらブログ更新。
やっぱり良いね。








                                     OJA