2/26 メールスキル≠対話能力 | OJAの独り言

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思ったこと、感じたことを実直に綴っていきます。

昨日の夕刊に気になる記事があったので、

それについて思ったことを綴ってみます。




まずは、その気になった記事の要点をまとめると、


新入社員の教育を任されてコミュニケーションをいろいろな形で図ったが、

その新入社員はコミュニケーションの取り方を知らないようで、

話そうとしても一方的な話になってしまった。

しかし、家に帰るとその新入社員からメールが届き、

仕事中の印象からは想像もつかないような

流暢な言葉が並べられていた。


ということであった。



さらにそれに付け加えてその人に代表されるように、


メールというものは、会話があって補足に使うものだと思っていた。

しかし、彼女にとってはメールがメインで会話が補足のように思えた。


との感想が綴られていた。

(静岡新聞 2/25 夕刊)




メールというのは確かに便利である。


(^-^)=楽しい

(:_;)=悲しい

(-"-;)=怒り

(~Q~)=眠い

etc


言葉を介さずに自分の感情を

ストレートに伝えることができる。


しかし、それはその人のコミュニケーション能力を

そのまま指し示すものではない。

あくまでメールで今の感情を書くことができるだけであって、

実際の会話場面では上記のようにだんまりみたいな人もいる。



私は、メールと会話のバランスって難しいと思います。

メールでも言葉の使い方を誤れば心象が悪くなることもあるし、

逆に使い方が良ければメールひとつで相手にいい人

と思わせることも可能である。


メールと私生活での対話とのバランスが取れていれば

メールだけで相手を判断するということはないでしょうが、

メールに対する依存度が異常に高いと

その危険性は大きくなると思います。



私もこの記事の著者と同じように、

メールはあくまで会話の補足に役立てるのが

健全で人間の生き方にも合っていると思います。


ただ、その一方でメールを使えないというのでは、

現代の社会で生き残るのは厳しいと思います。


大切なのはバランスとメールの機能についての正しい理解。

メールスキルが対話能力をそのまま示すものではありません。



私自身ももう一度考え直そうと思います。




             OJA