春の大型連休も、きょうで終わります。連休中は自家用車で旅行に出かけた家族連れも多かったことでしょう。旅先で楽しい時間を過ごし、早く家に帰って疲れを癒やしたいという気持ちは理解できますが、運転には思いやりと優しさを忘れないで、楽しい思い出だけを家へ持ち帰ってもらいたいものだと思います。

 このところ、交差点での交通事故が目立ちます。自動車の走行中よりも発進や停止の時に起こる事故のようで、認知症などの持病や不注意運転など、その原因はさまざまですが、日々の生活を一瞬にして変えてしまう交通事故には目を覆いたくなります。

 私も日々ハンドルを握って運転する一人であり、今のところは交通事故の経験がない運転者です。しかし、いつ加害者になり、被害者になってもおかしくはない交通の状況下にあります。そうは言っても、今は、ハンドルを持たないで暮らせる環境になく、止むを得ず運転しています。

 交通事故は高齢者ばかりではありません。地域の交通環境を無視して一時、高齢者へ免許証の返上を奨励する行政の無神経さに腹が立つ時期がありました。ところが自動運転や自動停止の技術が進むにしたがって、「免許証 返上」の声は小さくなってきました。

 名古屋で長く仕事をしてきましたが、名古屋市内で暮す人は電車・バスは数分ごとに走っていて、タクシーは手を上げれば乗ることができ、買い物といえば家の周辺の商店街で事が足り、飲食もすることができるのです。

 自家用車を持つ必要がなく、免許証もいらない生活がしたいものだと、田舎暮らしの「ぼやき」を聞いてほしいものです。