自宅で水耕栽培 | レガシィの呟きとか
水耕栽培も企業での大量生産から
小さな水槽とスタンド照明を利用した部屋のインテリア風のものまで規模は様々ありますが、私は、ベランダを利用した小規模ですがサラダ野菜だけは自給自足できるものを製作、運用しています。そのポイントをまとめ更にカイゼンを進めて行きたいと思います。


①圃場による土耕栽培と水耕栽培との大きな違いは、水耕では土を使わないことですが、そのため土のもつ良いところがいろいろ欠落しています。
土中の微生物はほぼ何でも分解して肥料にしてくれたりします、水分もつねに雨水を蓄え、適度に地下水を汲み上げます
水耕では肥料や水質を管理し、植物の出す老廃物を掃除してやらないといけません
そのために水は貯水式でも流水式でもつねに循環とろ過、水中のブクブク(エアーレイション)等をしないと成長がにぶったり藻がはびこったりして植物を枯らしてしまいます。


②水耕栽培では葉っぱや茎を支える根が水中に漂っているので支持板とスポンジ等で固定しますが、これらが水(養液)に浸かり光があたると緑色の藻が発生し茎や根の付け根が侵され茎が折れたり、植物を枯らしてしまいます。
支持板やスポンジは、長期間水びたしにせず、なるべく水から浮かして管理することが大切です。
また、支持板は光を通さないものが良く、白い発泡スチロールでも透過光で水路や水槽に藻が発生します。
私はブルーの発泡レジャーシートを使っていますが、植物が大きくなると強度的にちょっと弱い感じです。


③植物を育てる要素には、水+肥料、広範囲の波長の光と適切な暗闇の時間、生育段階に応じた気温と水温、そして風も重要な要素です。
私のところは自然光を主体とする構造で冬場はビニールトンネルでの水耕なので日中はビニールを持上げたりして風をあてます。また夜間は一日中動いてる換気扇の排気を利用して送風しています。
しかし猛暑の時は風量が足らないようで、昨年の夏場はだいぶ枯れてしまいました。
猛暑時の直射日光はそうとう遮光しないといけないようです。


④病気と害虫について
企業ではホワイトルーム内で水耕栽培をするため取り込む空気のチリ数が規定されていて昆虫や細菌も設備的に防御出来る構造になっています。
小規模な設備ではホワイトルームはムリなので極力害虫が発生しないよう注意します。アブラムシ等の発生が有ったら早期発見と退治が重要です。
対策は
害虫が発生したり病気になったりした株を廃棄するのが一番かな
害虫の場合で廃棄が可哀想だと思ったら、株ごときれいな水道水にしばらく浸けて虫をブラシやハケで洗い流して設備に戻して様子をみるのもよいと思います。
苗のときに50℃のお湯をジョウロで掛けると病気や害虫にも強くなるようです。

先日菊の挿し木の葉っぱが病気のようだったので50℃のお湯に5秒間、根っこごと浸けてみたら大きな葉っぱは翌日黒くなってしまいました、でも茎は生きてるようで今後の新芽の発生を期待しています。
こんな荒療治も廃棄する前にやってみるのも面白いです。


⑤大型の植物栽培
トマトやメロンなど大型の植物を栽培するには水槽や水路が深くないとダメ
一本の木で根っこが1メートル以上にもなり、浅い水路では本数が限られてしまいます。果実の生育もいまいちです。


⑥鳥害について
イチゴなど美味しい果実を栽培すると、カビチョウなどいろんな鳥がやって来ます、Ф10㎝ほどの穴や隙間でも侵入してきますので要注意です。


⑦圃場の苗の利用について
畑で苗を作ったものを水耕に移す場合は、病気と害虫の無いことをよく確認して、キレイに水洗いすることが重要です。


⑧サラダ用葉物野菜の収穫、出荷
通常外側の成長した葉っぱを良く切れる清潔なハサミで葉の付け根から切り取ります、軽く水道水に浸し水上げします、同時に切ったときのカスも取り除き、ザルで水切りして袋詰めして上部は折り返し軽くテープで止めます。


こんなところが、経験は浅いですが気がついたことです。
肥料のこと、人工光のこと、品種についても美味しいもの、見た目の良いものなどいろいろあるので面白いので別途まとめたいと思います
(^.^)ノ