”奥穂高岳強行軍登山と槍ヶ岳方面の峰々” | トドワラのブログ

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穂高山荘から、奥穂高岳山頂に向かう方向に直角に見える

壁が威圧する様に迫って居るのが直ぐ傍に見え、其処を登

らないと此処からは、奥穂の山頂に行かれないので、其の

壁をよじ登る途中、足場に余裕の有る所で振り返り、昨夜

泊まった山小屋から反対側の北に連なる峰々の写真を撮っ

て有ったのでアップしました。左一番奥が北アルプスのシン

ボル槍ヶ岳で其の右手前が南岳、其処から大きく右端手前

が北穂高岳、其の手前左端が涸沢岳で、何れも3000m

超えの峰々です音符3音符3音符3音符3


 

                                  




初めて山に登った谷川岳以外は、何時も山は単独行です。

誘っても無理なのです。谷川岳に一緒に行った平井を誘っ

ても「疲れるから嫌だ」と言うし、革靴で富士山に登った

野性的な新島だって、其の後は一度だけ会津磐梯山に登っ

た以外は行きません、一人は助け合えない事と、何か起き

た時、迷った時等は心細いですが、マイペースで歩けます

し、如何なる事も自分で判断出来ます。其の責任も全て自

分ですが。音符3音符3音符3


少し山にも慣れて来て、日本第三の高峰の奥穂高に行きま

した。奥穂高岳は北アルプス最高峰です。2度目の学生時

代でしたが、相変わらずの貧乏学生で例の如く新宿から夜

行列車に乗って私鉄、バスと乗り継いでも上高地に着いて

歩き出し、梓川の河原で朝食を食べた後、時計を見たら7

時でした。其処からも強行軍で涸沢に向かい、涸沢テント

村、涸沢ヒュッ手前を素通りして急斜面に掛かると雪渓で

進むのが遅く成る。 音符3音符3音符3


其れはまだしも雨が降って来て本降りに成ってしまった。

私の傍を歩いて居るのは、私同様ばてて居る、文京区の

土建屋の親爺で強行軍では無く、昨夜は途中で泊まった

らしい。やがて身の丈近い大岩が連なる道で無い道をよ

じ登り続け、突然目の前に穂高山荘が現れ助かったが下

着迄絞れる位のずぶ濡れで、乾燥室に脱いで干した。勿

論靴も靴下もです。此処は穂高では一番立派な山小屋と

思います。翌朝は文京区の土建屋の親爺と奥穂高の山頂

に向かい其の後は上高地から見えて居る前穂高岳を巻い

て、上高地に 長時間を掛けざるを得ない道を下山しま

した!はちぶおんぷはちぶおんぷ