トロロアオイ(黄蜀葵) 再掲載 | トドワラのブログ

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トロロアオイ(黄蜀葵)は、アオイ科トロロアオイ属の植物 オクラに似た花を咲かせることから花オクラとも呼ばれる。

 原産地は中国。この植物から採取される粘液はネリと呼ば れ、和紙作りのほか、蒲鉾や蕎麦のつなぎ、漢方薬の成形 などに利用される。

高さは1.5メートル以上に達し、葉は掌状に五から九裂 する。茎には細くて堅い棘がある。8月から9月に開花す る。花の色は淡黄からやや白に近く、濃紫色の模様を花 びらの中心につける。花は綿の花に似た形状をしており 、花弁は5つ。花の大きさは10から20センチで、オクラの 倍近い。朝に咲いて夕方にしぼみ、夜になると地面に落 ちる。花びらは横の方向を向いて咲くため、側近盞花( そっきんさんか)とも呼ばれる。果実はオクラに似てい るが太くて短く、剛毛が多いうえ固いため食用にはなら ない。熟すると褐変して割れ、種子を散らす。根は太く て長く、温暖地では多年草となる。

適応力が高く、温帯であればどこでも栽培可能。乾燥に は強いが、土壌が湿潤すぎると品質の劣化や病気の懸念 があるため、排水性の高い土壌が必要とされる。降雨に ついては、生育中に適度に雨が降り、収穫期には降らな い場所が適切である。連作とは相性が悪く、育成につい ては数年の輪作が良い。

主に根部から抽出される粘液を「ネリ(糊)」と呼び、紙 漉きの際にコウゾ、ミツマタなどの植物の繊維を均一に 分散させるための添加剤として利用される。日本ではガ ンピ(雁皮)という植物を和紙の材料として煮溶かすと 粘性が出て、均質ないい紙ができたといわれ、それがネ リの発想の元となったという説がある。

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