葉緑素を持たない ナンバンギセル(南蛮煙管) | トドワラのブログ

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皆様 おはようございます

 

 

ナンバンギセルはハマウツボ科ナンバンギセル属の一年草

 

原産地:日本

 

別名:オモイグサ

 

そんな事よりナンバンギセルが特筆すべき植物なのは植物で

 

有りながら葉緑素を持たない、全寄生植物で当然ながら葉も

 

茎も花も緑色が無い

 

全寄生植物は当然ながらナンバンギセルだけでは無く

 

皆様ご存知の「茎から花まで透き通る 葉緑素を持たない

 

「ギンリョウソウ」「ツチアケビ」「シャクジョウソウ」

 

「オニノヤガラ」「ムヨウラン」他幾つも在りますが正直言うと

 

植物(花)に素養が無く、ホウセンカ・オシロイバナ・朝顔等で育った

 

私はナンバンギセルの他には2つ位辛うじて見た事が有るだけです

 

ナンバンギセルは他の全寄生植物の中では最も代表的な花で

 

私にとっても忘れられない花です

 

私の生まれ育った村(表記は町)には米軍基地が在り

 

基地と言っても軍隊が居る訳で無く米軍の油タンクの基地で

 

此の基地が爆発したら金沢の半分は吹っ飛ぶと言われて居ます

 

山伝いに「アマヌマ」と聞いて居た所の畑に行く途中から鉄条網

 

が切れ目無く張り巡らされて居て畑の手前には検問所が有りま

 

した。其の検問所と畑の間の手が届きそうな近くに立派な

 

ナンバンギセルが咲いて居たのを忘れません。私が小学校

 

低学年の頃で、畑の有った場所は家と長浜結核療養所(現在の

 

長浜高等看護学園)の中間だったと思います

 

寄生植物には葉緑素を持ち光合成によって炭水化物を自分で

 

合成する半寄生植物と、葉緑素を持たず光合成をしない

 

(栄養を完全に寄主に頼る)全(完全)寄生植物に

 

大きく分けられるそうです

 

 

ナンバンギセルが寄生するのは主にイネ科やカヤツリグサ科

 

などの単子葉植物でだそうで、具体的にはススキ、サトウキビ、

 

ミョウガ、ギボウシなどが挙げられるそうです

 

私が印象深いのはススキですが今年の画像はミョウガの

 

ようです。今年の夏は天候不順で非常に日照不足と低温で

 

時期も相当遅れた上に成長が非常に悪く小さく貧弱で色も

 

映えず皆様には大変申し訳ありません

 

万葉集では「思草(おもいぐさ)」の名前で登場しており

 

古くから日本で親しまれていた植物だそうです

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後迄見て下さって有難う御座いました
 
皆様に平安がありますように
 
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