て居ないからでしょうが、昨季以来見て居ませんでした。
ヤマブキは、低山の明るい林の木陰などに群生する。樹
木ではあるが、茎は細く、柔らかい。背丈は1mから、せ
いぜい2m、立ち上がるが、先端はやや傾き、往々にして
山腹では麓側に垂れる。地下に茎を横に伸ばし、群生す
る。葉は鋸歯がはっきりしていて、薄い。とのことです。
ヤマブキ(山吹)はバラ科ヤマブキ属(本種のみの一属一
種)の落葉低木。黄色の花をつける。春の季語。
私が小学校か中学校の時の学芸会で観た「ヤマブキ」の
出し物が、おぼろげながら頭の底に有ります。其の話を
調べて見ると、江戸城を築城した太田道灌に関する[山
吹伝説] でした。
[山吹伝説]とは、 道灌が父を尋ねて越生の地に来た。突
然のにわか雨に遭い農家で蓑を借りようと立ち寄った。
その時、娘が出てきて一輪の山吹の花を差し出した。道
灌は、蓑を借りようとしたのに花を出され内心腹立たし
かった。後でこの話を家臣にしたところ、それは後拾遺
和歌集の「七重八重 花は咲けども 山吹の実の一つだに
なきぞ悲しき」の兼明親王の歌に掛けて、山間(やまあ
い)の茅葺きの家であり貧しく蓑(実の)ひとつ持ち合
わせがないことを奥ゆかしく答えたのだと教わった。古
歌を知らなかった事を恥じて、それ以後道灌は歌道に励
み、歌人としても名高くなったという。と言う記述が有
りました。数か所のおぼろげな記憶ですが間違い有りま
せん。





