この師走に派手な綺麗な花の名前が中々解りません
でした。花自体はダリアそっくりです。しかし、葉がダ
リアとは全く違います。そこでアスターを考えましたが、
一般的なアスター(蝦夷菊)とはどうしても違いが大き
いです。しかし、アスター以外では理解出来ません。そ
こでアスターの画像の中に似て居る花を見付け、調べた
末、以下の文章に辿り着きました。
現在『アスター』と呼ばれている園芸植物には、宿根
性多年草の『ユウゼンギク(友禅菊)』や『クジャク
ソウ(孔雀草)』と一年草の『エゾギク(蝦夷菊)』
があり、これらが混在して流通しています。ところが
、園芸界では、この一年草のエゾギクの方をアスター
として扱うので、単に『アスター』といえば一年草の
『エゾギク(蝦夷菊)』を呼ぶ場合が多いそうです。
『エゾギク(蝦夷菊)』の、俗称『アスター』。ここか
らは『本物のアスター』、キク科アスター属(シオン属)
の仲間の話です。アスターの仲間は500種類ぐらいがあ
るといわれ、多くの宿根性多年草があります。
クジャクソウの仲間でクジャクソウによく似た宿根性
のアスターにユウゼンギク(友禅菊)があります。草
丈は30~120cm。6~9月、コンパクトにまとまって友
禅染のように美しい花が沢山咲きます。花の大きさは
2~4cm。半八重咲きや八重咲きで、花色は白、ピンク
、赤、青、紫があります。別名のユウゼンノギク(友
禅野菊)からは、いかにも純粋日本のしっとりとした
姿が連想される野菊のようですが、北アメリカ原産の
アスターが品種改良されたものです。
それと私の画像に良く似たのが、北アメリカ原産の耐
寒性宿根多年草、クジャクソウ(孔雀草。別名:孔雀
アスター)で、草丈が80~120cmと高く、多数枝分か
れした長い茎に、夏8月から秋11月にかけて2~4cmの沢
山の花を咲かせるところを、孔雀が尾羽根を広げた様
子に見立てて付いた名前のようです。花色は『白孔雀
草』と呼ばれる白のほか、赤やピンク、藤色、紫など
があります。










