おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
今日もよろしくお願いします
岸田総理が、海外からの
「添乗員」付きの
訪日外国人観光客団体に限り
来月から入国を認めると
発表して以来
「添乗員」という言葉を
よく耳にするようになりました
私もいろんな業務を兼務して
いますが、添乗業務中は
「添乗員さん」と呼ばれます
話が脱線しますが、旅行中に
「中村さん」「添乗員さん」と
呼ばれる事が多いのですが
時々、「社長さん」と言われると
何となくディスられてる気が
七年経った今でもしてしまいます
脱線ついでに
もう一つ脱線すると
よく募集ツアーのパンフレットに
「総合(国内)旅行業務取扱管理者」
と、書かれているのを見ると思います
私も持っている資格ですが
私が取ったころは
一般旅行業務取扱主任者でした
時々、聞かれたりしますが
この資格をもってないと添乗員は
出来ないのですか?と
答えは×です
この資格は店舗の管理や
お客様との取引上の責任者であって
添乗業務には関係ありません
添乗業務を行う上で必要なのは
「旅程管理主任者」です
先程の取扱管理者資格同様
総合と国内の二種類があります
総合→海外と国内
国内→国内のみ
なので、
海外旅行の添乗をやりたいなら
総合旅程管理者の資格が必要です
さてさて、今日のタイトル
「添乗員とツアーコンダクターは
イコールか?」
私の個人的な、凄く個人的な
結論から言えば
イコールではないと思っています
いいや、イコールだろ!
という業界関係者も多いでしょうが
あくまでも私の考え方ですから
添乗員の職務の例として
・旅程のスケジュールの管理をする
・参加者の安全の管理をする
・交通機関や各種施設との調整をする
・参加者を楽しませる演出をする
などがありますが
大手旅行社の専属添乗員で
欧米など行先方面ごとに
やってるような所の方は
専門性においての質が
全く違います
いわゆる「プロフェッショナル」
そういう方はツアーコンダクター
かたや、私などは専門性もなく
広く超浅く、まあよくて「添乗員」
悪けりゃ「太鼓持ちか荷物持ち」
そんな感じです
ホノルルマラソン添乗(20代後半)
先程の二つの資格も
もう取得してから
30年近く経つので
いま、試験問題を見ても
判らない物も多いでしょう
果たしてプロと言っていい
クオリティーがあるのか?
時々、そんなことを感じます
昔は旅行会社勤務とか
ツアーコンダクターとかって
「花形の仕事」みたいな時代が
あったんですが
コロナの影響も大きく
もう今はすっかりになって
しましました
また、話がズレてしまいましたが
政府が言うところの
外国人観光客を案内する
「添乗員」
語学ももちろんですが
ツアーガイドとしても
私が普段やっている添乗とは
「似て非なるもの」なのでは
と、思います
基本的な事は
同じなんでしょうけどね
ちなみにこれもよく
聞かれる質問
「中村さんって英語が
話せるんですか?」
全然、喋れません!
それでは今日はこれくらいで