1800円の差が物語る、旧来型旅行業のリアル
おんせん県おおいたで旅行会社をやっていますおおいたツーリストの中村です2026年5月28日(木)2470号になりますきょうもよろしくお願いします若干、ネガティブ感ありますんですいません、始めに言っときます個人のパックツアー例えば飛行機往復とかJRなどの交通機関とホテルのセット商品こういう商品はじゃらんとか楽天とか、いわゆるOTA(ネット上の無店舗旅行社)が主流になっている現代で昔のように手配依頼を受けることは本当に少なくなりましたああいうパッケージ商品も普通は利益率10%あったんですが今じゃ5%とか7%とかお客様から頂く代金は十数万円でもその案件の利益だけだと一万円にも満たないケースがよくあります先日、久々に秋の京都旅行JRで行く個人旅行の手配を受けたのでウチが契約している日本旅行さんの予約管理システムで予約するのと一般の方にも簡単に取れるOTAの同様の商品(販売は日本旅行)とで全く同じ日、同じホテル部屋のカテゴリー、素泊まり同一の新幹線と列車行程で純粋にどっちが安いのか自分で手配しながら比べてみました京都駅前のホテルに9月の木金土の3泊2名1室利用のツインルームカテゴリーも広さも同じこれで比べた時、OTAだと税込63,200円(お一人様)当社が契約している日本旅行さんの予約システムで税込65,000円(お一人様)(JR京都駅のモールで使える500円のお買い物券付き)という結果になりましたつまり、お客様の支払額で比べればご自身でネットの商品を取ったほうが結果的に1,800円安いという事ですもちろん旅行会社が扱う商品にはこの65,000円に数パーセントの手数料が含まれていますからこちらの商品を売れなければ利益がないんですけど取ってて思うのは、扱うホテルの数いわゆるアイテム数が圧倒的にOTAのほうが多く選びやすいそれからもう一つ予約処理の操作性が圧倒的に簡単この旅行会社用の予約システムは毎日扱ってる担当者は簡単ですが私のような年に何回かしか扱わない人間にしてみれば、タリフをめくり時には福岡のセンターに電話して聞きこの手間と労力を考えれば僅か数千円の生産性って?となります定期的にシステムもバージョンアップされてきてるようですが私の若かった、古き良きあの時代からそれほど進化してない気がしますしかし旅行業は今まさに“地殻変動”の真っ最中従来のやり方を続けるだけではほぼ生き残っていけません「ナフサ」の有るなしに関わらず結構、閉店が増えると思います旅行業は“終わった産業”ではないにせよ旧来の旅行業が終わりつつあるのは確かちょうど1800円差が今の旅行業界を物語る最近いつも「このままではまずい」と思いながら、この先果たしてどの方向に舵を切るのかを思案しっぱなし還暦まであと3年というタイミングもなんとなく足元を躊躇させる原因になってるような気もしますそれでは今日はこれくらいで