大分で旅行会社やっています

おおいたツーリストの中村です

 

 

 

大分空港がアジアで初となる

『宇宙港』に選ばれたことは

昨日、ブログで書いた通りです

 

 

 

米国ヴァージン・オービット社が

小型人工衛星の打上げを行う為に

 

 

航空機に衛星を格納したロケットを

搭載して離陸し、太平洋上から

宇宙に向け発射する仕組みで

 

これまでの垂直発射ではなく

上空で水平発射されるものです

 

 

 

 

 

昨日、ブログを書いた後

なぜ、バージン社は大分を拠点に

選んだのかを少し調べてみました

 

 

このあとの記事でも出てきますが

 

 

今回設立の(一社)おおいた

スペースフューチャーセンター

の高山専務理事によると

 

 

国内でも様々な候補地が検討され

他所には無い3つの特徴が

決め手ではないかと言われています

 

 

①「3000メートル級滑走路」


打上げにはジャンボジェット機の

ボーイング747が使われるため

離着陸には地方空港では珍しく

3000メートルという長い滑走路を

有していた大分空港が適していた

 

 

②「海に接する空港」


国東半島の突端で海と接する大分空港は

打ち上げ場所として想定されている

太平洋上まで常に海上を飛行できて

万が一の事故時のリスクが少ないこと

 

 

③「混まない空港と“おんせん県”」


大分空港は定期路線の離発着便が

少なく、時間の融通が利きやすい点と

エンジニアの長期間滞在を想定した際

別府や湯布院等、全国屈指の温泉で

リフレッシュできる事も好材料になった

 

 

というのです

 

(写真はお借りしています)

 

 

今回、大分空港が「宇宙港」に

なるのを機に、県内で宇宙ビジネスの

創出や人材育成などを目指す

 

 

一般社団法人「おおいたスペース

フューチャーセンター」が昨日発足し

 

民間で衛星活用の需要を掘り起こし

新サービスの可能性やアイデアを

出し合う交流拠点

 

「スペース・ベース“Q”」

 

を3月中旬大分市内に作るという

新聞記事が出ていました

 



設立の

中心人物で豊後大野市出身の

高山久信専務理事(66)は

 

長年、三菱電機で宇宙事業の

企画立案をされて来られた方

 

「せっかく大分県に宇宙港が

できるので、いろんな人の

アイデアを生かしたい」

 

と抱負を述べておられます

 

 

県では現在、先端技術分野に

力を入れ、新しい産業の

「集積地」を目指しています

 

 

昭和三十年後半から四十年代

にかけ、かつて新産都に指定され

 

高度成長期、企業誘致を積極的に

取り組んだという歴史があります

 

その結果、製鐵、造船、石油化学

半導体など幅広い分野の企業が

 

県内に定着し、「産業の集積」を

実現したという歴史がありました

 

 

そんな中、この大分に巡って来た

願ってもないチャンス“宇宙港”

 

モルガン・スタンレーの試算によると

宇宙ビジネスの市場規模は

 

2040年には世界で1兆ドル規模に

成長すると予測されています

 

それ程、屈指の成長産業ですから

 

県民の力を結集して“アジア初宇宙港”

のビジネスモデルを盛り上げていって

欲しいと思います

 

 

 

今日も

少しだけ元気になれる話題でした

 

 

それでは、今日はこれくらいで