大分で旅行会社やってます
おおいたツーリストの中村です
クリスマス直前の休日
早起きしてラジオを聞いてます
クリスマスソングが流れてると
なんか幸せな気分になります
街中やショッピングモールとかで
音楽がクリスマス系になると
テンションがあがってきます
これ
若い時だけなのかと思ってたら
50過ぎても全く変わらないんです
バリバリの浄土真宗のくせに
英語の歌もよくわからないくせに
多分、自分で言うのもナンですが
ロマンチストなんでしょう・・・
多分・・・、言うのもナンですが
そうそう、
英語の歌で思い出しましたが
よく、お客様から
「中村さんは海外にも行かれる
添乗員なんで英語ができるの?」
と、聞かれる事があります
特に、機内で出入国カードを
サラサラっと書いたり
現地のガイドさんや
旅行社のコーディネーターと
話したりしてるのを
遠目から見てたりすると
そんな感じに見えるんでしょうが
「出来ません!」
基本的に勉強してませんから
中学、高校と、赤点レベルです
それで、添乗員が出来るんですか?
出来るんです!
英語圏に行くこともありますが
東南アジアでは、それぞれの
国の言葉が主流で、英語が
出来ない人も多くいますから
現地ガイドさんがついてる間は
だいたいの事はやってくれますし
まぁ、ちょっと緊張感があるのは
空港に着いてからガイドと会うまでと
搭乗手続き後、ガイドと別れて搭乗まで
その間にアクシデントがない限り
ほとんど問題ないのです
そうそう、20年ほど前、北京空港で
帰り便を搭乗待合室で待っていると
濃霧の影響で、空港が閉鎖になり
結局、夕方まで待ってもダメで
航空会社がバスとホテルを用意し
1泊延泊したなんて事がありました
あれは困りました
ガイドとも別れた後ですし・・・
空港内アナウンスは中国語のみ
英語でのアナウンスも表記もなし
「どうなってるんだ?」と、当然
心配になってるお客様に状況を
報告、説明しなければなりません
中国語なんてほぼわからない
私はどうしたかというと・・・
周囲を見渡して
アナウンスを理解してそうな顔の
日本人ビジネスマンを探し出し
「今、何て言ってるんですか」と聞き
その内容を、聞き取れてる感じで
「こう言ってますね」とお客様へ伝える
お客様から少し離れたところで
その人に聞いて、また伝えに行く
結局、遅延の間その人の近くを離れず
翌日の振替便チケットも他の団体より
一足先に強奪する如く、全員分をゲットし
お客様に感謝された事を覚えています
ちょっと姑息ですけどね
要は機転と要領・・・
追いつめられると
何とかするもので
切り抜ければ関係ない訳で
お客様のためなら
たぶん何でもするんだと思います
最近は、
グーグルの翻訳機能だったり
ポケトークなる通訳機が発売され
かなりの精度で通じるらしい
そのポケトークを
ラグビーW杯前に導入した
ホテルのフロントの話ですが
外国人宿泊者がクレジットで
支払いをしようとカードを手渡すと
フロントは通訳機でこう入力しました
「このカードは切れません」
This card cannot be cut
「なぜ、切る必要があるんだ?」
外国人には通じなかったそうです
カードが使えない事を
「切れない」と、何度も通訳機に向け
入力していたそうです
もっと日本語の正しい使い方も
学んでおく必要があると思います
それでは、今日はこれくらいで