Oita International Preschoolでは、英語力や知識を身につけることと同様に、実際に体験することを大切にしています。
幼児期の学びは、言葉や知識の習得だけでなく、心が動き、体が動く経験によってより豊かなものになると考えているからです。
田植え体験も、「本物の学び」の一つです。
子どもたちは田んぼに入る前から、期待と不安が入り混じった表情を見せていました。
いざ裸足で田んぼに入ると、泥の柔らかさや冷たさに驚き、「歩けない!」「気持ちいい!」と様々な声が聞こえてきました。
しかし、私たちが大切にしているのは、上手に苗を植えることではありません。
泥の感触に戸惑いながらも一歩踏み出すこと。
初めてのことにも勇気を持って挑戦してみること。
自然の中で感じたことを言葉にし、自分なりに表現することetc…
こうした経験の積み重ねこそが、幼児期に育みたい学びだと考えています。
また、毎日当たり前のように食べているお米が、どのように作られているのかを知ることは、食への関心や感謝の気持ちを育てます。
私たちが口にする食べ物は、お店に並んだ状態で生まれてくるわけではありません。
種や苗を植え、水を与え、天候と向き合いながら、多くの人の手と時間をかけて育てられています。
実際に自分の手で苗を植える経験を通して、子どもたちは「食べること」と「作ること」のつながりを感じることができます。
幼児期の食育とは、食べ物の栄養について学ぶことだけではなく、食材が育つ過程や自然の恵みを知り、食べ物やそれを育ててくれる人々への感謝の気持ちを育むことでもあります。
スーパーに並んでいるお米だけを見るのではなく、小さな苗から始まる成長の過程に触れることで、子どもたちは自然の恵みや、それを支える人々の働きの大切さを感じることができます。
近年は、知識を効率的に得られる環境が整っています。しかし、泥の感触や風の匂い、鳥の声、足元の不安定さといった感覚は、実際にその場に身を置かなければ得ることができません。
だからこそOita International Preschoolでは、幼児期にこそ本物に触れる体験を大切にしています。
田植え体験は、単にお米を植える行事ではありません。自然を感じ、挑戦し、発見し、自分の世界を広げるための学びの場です。
こうした経験の一つひとつが、これから先の学びへの意欲や、自ら考え行動する力、そして生きる力の土台になっていくことを願い、私たちは毎年田植え体験を行っています。
秋には、今回植えた苗がどのように成長しているのかを子どもたちと一緒に見守りながら、収穫の喜びや食べ物への感謝の気持ちをさらに深めていきたいと思います![]()
農家の皆さま、お忙しい中、子どもたちに貴重な田植え体験の機会をいただき、誠にありがとうございました![]()
子どもたちにとって、自然や食の大切さを学ぶ素晴らしい経験となりました![]()