おみなへし さきたる野辺を ゆきめぐり

   君を思いて 袂ほりきぬ



この万葉集の句を 

7~8年前に 友人の書道家(豊後大野市職員)が

書いたものを いただいた


掛け軸にして

我が家のせまくるしい 床の間に

かけている




もう一軸

佐伯市の書道家から これもいただいた


大樹盤石


の掛け軸もある



どちらの書も 好きで

交互に床の間に かけてきた



おみなへし・・・ のほうは

草書で書いているため 

なんとなくしか意味が理解できなかった




今日その書家に会い解読してもらった



流れるような その書のなかに

意味するもの


はるかかなたの 万葉の時代の方に

深々と頭を下げる思いでありました