1年4ヶ月ぶりにお越しくださった市民ランナーさんに 「 先生、なんか…細くなりました? 」 と言われ、トレーニングの成果を感じている私です。
肉離れのお話が途中になっていますが、また後日。
さて前出の市民ランナーさん、去年の7月にハードな練習をして以降 「 坐骨神経痛 」 のような痛みに悩まされているとこのこと。
主訴は 『 お尻からふくらはぎにかけての痛み 』
1週間ほど休むと症状が緩和するので、練習復帰。
するとまたすぐに痛くなる。
ここ最近では身体が硬くなってきたような気もするとのこと。(←すごいヒントです。問診は大事ですね)
検査の一環で前屈をしていただくと、確かに硬いし痛みも再現される。
他にも特定の検査で痛みが再現。
どうやら筋膜の肥厚と硬化が鍵になりそうです。

アクティベータメソッドによるアジャストメントの後、痛みの発信源と思われる関連部位にグラストンテクニックによる軟部組織トリートメントを行なう。
梨状筋、中殿筋、腸脛靭帯のすぐ際の大腿二頭筋、外側広筋にも異常を触知。
さらに下腿ひらめ筋の内側や腰筋にも…。
一通り終わった後、確認の検査。
あきらかに動きの範囲が広がり症状も軽減していたのだが、なんと 『 大内転筋 』 の近位付着部に張りのような痛みがあるとおっしゃる。
デリケートな部分なので細心の注意を払いながらこれをリリース、再び検査。
「 おっ♪ 」
ちょっと走りに行ってきますとおっしゃってお帰りになりました(笑)
一言で 『 お尻の痛み 』 と言っても、様々な原因が考えられます。
カイロプラクティックの重視する神経系はもとより、解剖、病理、運動機能/連鎖など、様々なフィルターにかけながらチェックしなければなりません。
場合によっては病院での検査を必要とすることもありえますしね。
Aさんにとって良かったセルフメンテナンスが、Bさんにとっても良いとは限りません。
無責任な知ったかぶりはケガの元です!!!
決して甘く考えず、専門家にご相談をb^O^)
それから折に触れて利用者さんにはお伝えしていますが、 『 症状を取る 』 あるいは 『 痛みを緩和させる 』 ことばかりに目を向けてはいけません。
『 痛み 』 や 『 不快感 』 は身体が発しているSOSのサインなのです。
原因を放置したまま、『 鎮痛剤 』 などで大切なサインを消したり、問題部位に対する 『 強い刺激 』 で症状を麻痺させたりするのも一つの方法(?)かもしれませんが、それでは競技再開後に再発、下手をすれば悪化するのは当たり前ですよね。
しっかりと 『 原因 』 に目を向け、根本からの問題解決に取り組むことが競技への早期復帰の近道になりますし、早め早めに異常の芽を摘むことが再発予防に大きく役立つと思うのですがいかがでしょうか。
最高の健康と最高のパフォーマンスをあなたに!!…Get Adjusted!!
大分中央カイロプラクティックセンターは、アスリート/スポーツ愛好者のスポーツ障害やオーバーユース(反復性傷害)などから競技力向上(ハイパフォーマンス)のためのケアまで広くサポートしています。
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