昨日の朝から今朝にかけて、地獄のような時間を過ごしていました。
そう、歯痛です。
先日記事にした通り、冠をはずした後の1日半は調子がよかったのですが、昨日の朝ごはんを食べた頃から、なにやら疼くような痛みが出てきました。
そこからはもう筆舌に尽くしがたい戦いが…。
口の中が常温以上になっただけで激痛が走るのです。
常に水道水を口に含んでいる状態。
それも2分ほどで口内の温度とほぼ同じレベルに上がってきますので、その都度口内の水を吐き出して、新たに口に含まなければなりません。
そのうち治まるかと思っていたのが甘かったです。
時間が経つに連れて、痛みの出てくる間隔が短くなってきます。
しかも昨日今日は連休。
『 2日間我慢するしかない 』
覚悟を決めて、洗面台の前に椅子を持って行き、うずくまっていました。
食事もできず、動くこともできず、寝ることもできず…。
そのうち痛みは頭の方にもやってきました。
『 なんか変な病気にかかってたりして…。 』 とネガティブな思考も頭をよぎります。
『 何でこの時に限って連休なんだろう?開いている医者などある訳が… 』 と思った瞬間、当番医制のことを思い出しました。(気づくのが遅すぎ!この時点ですでに18時)
結局探し出した時には、すでにタイムアウト。
そして、ここからがまさに地獄の時間となりました。
深夜。
腹は減っているし、眠たくもある。
しかし、とにかく痛い。疼く…。
結局丸一日洗面台の前で過ごし、朝一で、昨日探し出していた当番医に行きました。
もちろん冷たい水の入ったペットボトルを握り締めて、道中や院内に入ってからもこまめに冷やしていました。
結果は 『 急性化膿性歯髄炎 』 だそうで、当番医の先生が手際よく治療をしてくださいました。
『 急性化膿性歯髄炎 』 とは?
もっとも症状の激しい歯髄炎である。痛みは絶え間なく続き、とくに熱いものがふれたり、夜床に入ってから痛みが増すのが特徴である。さらに悪化すると、脈を打つような痛みに強まる。顔全体が痛むように感じる。食事や睡眠もできなくなり、鎮痛剤もほとんどきかなくなる。
出典:身近な病気の知識もっとも症状の激しい歯髄炎である。痛みは絶え間なく続き、とくに熱いものがふれたり、夜床に入ってから痛みが増すのが特徴である。さらに悪化すると、脈を打つような痛みに強まる。顔全体が痛むように感じる。食事や睡眠もできなくなり、鎮痛剤もほとんどきかなくなる。
ちなみに、前回記事にした行き付けの先生の最初のご指摘は合っていました。
本当の問題は、冠をはずした歯ではなく、その隣だったようです。
この点に関しては誤らなければなりませんね。
失礼な言い方をしてごめんなさい。
同時に施術(治療)家としての、検査力の大切さも痛感しました。
当番医の先生は、サクッと問題を発見し、サクッと治療を終了。
「 後は行きつけの先生にフォローしてもらってね 」 と。
非常に頼もしくもあり、カッコよく感じました。
今回ほどの痛みは経験した記憶がないので、患者さんの気持ちがよく分かったような気がします。
患者さんの要求に少しでも応えられるように、日々精進していかなければいけませんね。
「 地獄の苦しみ 」 が、また1つヒントを与えてくれました。
3時間前とは、表情も気持ちもまるで違う私でした。