
著者は、TMSジャパン代表 長谷川淳史先生。
先日出席したアクティベータのセミナーで紹介されていたので、早速読んでみました。
「生物学的(物理的・構造的)損傷」という機械的なモデルから脱却し、様々な要因によって生じる「生物・心理・社会的疼痛症候群」として腰痛を捉える…非常におもしろい表現です。
アクティベータのセミナーで耳にする 『 機械構造論的治療 』 から 『 有機生命論的治療 』 へ というキーワードによく似ています。
BHScコース時代に身に付いた 「 疑問を持って読む 」 のが習慣になっていますので、まるっと鵜呑みにはしていませんが、 『 天動説 』 から 『 地動説 』 へ転換されたのと同じような衝撃的な変化が 『 疼痛 』 の世界でもおこりうる…かな?
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サブラクセーションをアジャストする カイロプラクティックが 『 腰痛 』 に対して多くの成果を発揮しているのは紛れもない事実ですが、その効力はもっと広く深いところに及びます。
決して 『 腰痛の専門家 』 などという狭い範囲で活動をしている訳ではありませんので、なんらかの症状でお悩みがあるならば 『 これはカイロプラクティックの適応外だろうな 』 などとご自分で判断せず、ぜひ一声かけてみてください。
より本物を目指し努力を重ねているカイロプラクターならば、きっと何かお役に立てると思います。