兵庫県庁職員のアンケート結果を聞いて驚いた。

私ら昭和世代の常識ではトップとのエレベータの乗り合わせは極力避ける。鉢合わせをすれば後続のエレベータに乗り、予想外にあとに乗って来れば奥側を譲って自分は扉側に移る。トップの乗降を確認するまで〈開〉釦を押し続ける。

電車や自動車の前席に座る場合は、出来るだけ前に寄せてトップの足元を広くする。背もたれを倒すなどはもってのほかだ。

 

団体や企業では上下の差があって当然で、下は上を奉るのが当然だった。

それが出来ない兵庫県庁の職員はモラルのレベルが低いと、知事が叱咤しまくるのは理解出来るが、現代は仕事以外に職場で気づかいをするのは嫌だという若者が多いと聞く。そうであれば、昭和世代の注意や叱咤はパワハラと受け止められるのかも知れない。