相変わらず米がない。

スーパーの謝罪掲示文には〈南海トラフ地震の報道にいより……〉との理由が書かれているが、予知専門家による国民扇動と言っても過言ではないだろう。

何故なら、政府の予想する害規模では大阪市の中心部は二時間程度で水没するそうだ。10m級の津波というから千里丘陵の麓、江坂や服部までのまれてしまうことになる。津波は神崎川を逆流するので結構早いだろう。

これは大阪の例だが、名古屋や静岡でも同様で、水没する家屋は数百万になる。

このような状況下で食料の備蓄にどれほどの意味があるのか、そこには報道も触れていない。

ならば、高所に避難するするためのツールを用意したほうが賢明だ。

例えば……。

津波は何時間で引くのか知らないが、流されないような建物に潜水具を用意しておいて水が引くまで籠る、とか近所の高層建築物に深夜でも入れる手段とか、自分の居住環境に適した手段を考えておく必要がある。

政府及び報道は、そうした役に立つ情報を流して欲しいものだ。