この言葉は源氏物語の一節にあるそうで、感性で人を判別していた時代の基準でも

あったかも知れない。

その魂は三歳までに形成された人格ではなくて、生まれついての人格が三歳にもなれば出ている、ということだろう。

それは園児の集団を観察していれば良く分かる。

 他人の物を強引に奪う子

 奪われて力づくで取り返す子

 泣き寝入りする子

 

小動物の羽や手足をちぎり、凶暴性の片鱗を見せ始めるのもこの年頃だ。

 

何しか……、

人格の矯正など出来ない。犯罪は再発防止より三つ子の魂を鑑別して監視して

未然に発生を防止する、凶悪犯罪の完全防止はそれしかない。

 

まっとうに生きる人よりも犯罪者の人格を擁護する。

変な時代になったものだ。