8月も中旬下旬になると
市民ラジオで恩恵を受ける
スポラディック E層の発生頻度が
落ちるため私はアマチュア無線の
移動運用へ力を入れ始めます。
今年の盆休みは, アマチュア無線の世界では
運用が珍しい太平洋に浮かぶアメリカ領
ジャーヴィス島からオンエアしている
"N5J"局を狙いにいつもの海岸より
移動運用を行いました。
* 関連記事をリブログしています。
> "N5J"局公式サイト
> ジャーヴィス島の位置
アメリカ政府組織が管理する島なので
一般人は原則上陸禁止です。
今回は久々に上陸許可が出て
ここからアマチュア無線愛好家が
波を出しています。
当方の移動運用設備は
> IC-705 モバイルバッテリーで10W出力
> RHM8Bアンテナ
> Dell 中古ノートPC
> WSJT-X最新評価版, JTDX最新安定版
普段と変わりません。
<N5J局とのFT8 F/H, SuperFoxモードでの交信>
30mバンド F/H
20mバンド SuperFox
17mバンド F/H
12mバンド SuperFox
10mバンド SuperFox
拍子抜けするくらいあっという間に
5バンド交信が出来ました。
N5J局はFT8の新たなモードで
SuperFoxを使っているので
最大9局もパイルアップを捌けます。
パイル抜けが早く, 私のような弱小移動局でも
大変効果的な事が分かった次第です。
その後は10m CWでも交信できました。
オンラインログでも合格を確認です。
盆休み中の3日間, 朝方と夕方移動運用を行い
10m FT8では更に太平洋に浮かぶ
ピトケアン諸島"VP6MW"局とも交信です。
結局移動運用でN5J局との交信は
5バンド2モードと大変実りある
結果となりました。
これから秋口, 秋分の日頃にかけて
F層の反射が大変良くなるシーズンです。
今後もアマチュア無線の移動運用で
電波の旅を楽しんで行こうと思っています。